2025年度の米野球殿堂入りが現地１月21日（日本時間22日）に発表され、NPBのオリックスやMLBのシアトル・マリナーズなどでプレーし、日米通算4367安打を記録したイチロー氏（マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター）が日本人選手初となる米殿堂入りを果たした。注目の得票率は99.7%で野手史上初の満票選出はならなかった。
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　日米の両球界が熱い視線を送ったイチロー氏の殿堂入りに米シカゴのスポーツラジオ局『 670 The Score』の元司会者、ハーブ・ローレンス氏は自身のSNSで反応。「イチロー・スズキが満場一致で選出されなかったのは馬鹿げている」と綴り、不信感を露わにした。
  　さらに同氏は「『そんなことどうでもいい』という連中がいるのは分かっているが、彼に投票しなかった人たちは野球に疎く、この名誉ある賞を任せるべきではないので、これは重要なことだ」と指摘。米球界に波紋が広がっている。

　なお、米野球殿堂入りで満票選出を果たしているのは、MLB歴代最多の通算652セーブの記録を残したマリアノ・リベラ氏（ニューヨーク・ヤンキース）の１人のみで、イチロー氏の得票率99.7%は、2020年選出のデレク・ジーター氏（ヤンキース）に並ぶ記録となった。

構成●THE DIGEST編集部
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