現地1月21日に2025年の米野球殿堂入り選出者が発表され、シアトル・マリナーズなどでプレーしたイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)が、アジア人として初めて選出された。
米紙『Los Angeles Times』は、「イチロー・スズキが殿堂入りした。19年のキャリアの大半をマリナーズで過ごした日本人選手の殿堂入りは想定されていたもので、21日にようやく現実となった」と称えた。
一方で、「イチローがクーパーズタウン(ニューヨーク州の都市で、米野球殿堂博物館の所在地)に永遠の名を残した最初の日本人となるが、イチローが最初で最後ではないことは確実だだろう。次は大谷翔平だ。ロサンゼルス・ドジャースのスーパースターが殿堂入りするのは避けられない」と、大谷の殿堂入りを確実視している。
そんな大谷は、MLBキャリア7シーズンで3度のMVPを受賞。10年総額7億ドル(当時約1015億円)でドジャースと契約し、初めてのプレーオフでワールドシリーズを制した。24年には50ー50を達成したほか、59盗塁でイチロー氏の盗塁MLB日本人記録盗塁56を塗り替えた。
大谷は自身のSNSで、イチローの殿堂入りを伝えるMLB公式の投稿をシェアして祝福。24年9月に盗塁数でイチロー氏に並んだ際には、「憧れの選手です」と語っている。
同紙は大谷とイチローの関係性にも言及。「両者は選手としてダイヤモンドをともにしたことはない。ロサンゼルス・エンジェルス1年目、大谷のルーキーイヤーの18年に、エンジェルスとマリナーズが対戦する前にイチローはフロントオフィスの役割に転向した」と記載した。
さらに同紙はイチローの大谷評を掲載。「彼(大谷)は日本や米国だけではなく、世界全体に影響を与えるようなことを実際にやっている。だから私と彼を比べることすらできない」と18年当時のコメントを紹介した。
【画像】日本人初の米野球殿堂入り、イチローがシアトルで会見!
日本人つながりの殿堂入り候補者といえば、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も挙げられる。父親が米国人、母親が日本人のロバーツ監督は沖縄県那覇市生まれ。「ロバーツ監督もいつの日か殿堂入りするかもしれない。9年の在任期間中に、2度のワールドシリーズ優勝、8度の地区優勝に導いた」と指揮官の実績を記している。
また、イチローと同じオリックス・バファローズでプレーしたドジャースの山本由伸にも触れ、「山本とイチローは、ともにオリックスで日本プロ野球のMVPを3度受賞。山本が3度目のMVPを受賞した際に、『(イチローは)球団の先輩でもあるので、同じことをできたのはすごくうれしい』と語っていた」と伝えた。
同紙は、ドジャースとの契約を表明した佐々木朗希のイチロー評も調べ上げた。日本のテレビ番組で佐々木は尊敬する選手としてイチロー氏の名前を挙げ、「考え方もそうですし、すごい成績を残しているので、そういったところに憧れますし、長い間現役としてプレーしていたのもすごいので、尊敬しています」と語っている。
構成●THE DIGEST編集部
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米紙『Los Angeles Times』は、「イチロー・スズキが殿堂入りした。19年のキャリアの大半をマリナーズで過ごした日本人選手の殿堂入りは想定されていたもので、21日にようやく現実となった」と称えた。
一方で、「イチローがクーパーズタウン(ニューヨーク州の都市で、米野球殿堂博物館の所在地)に永遠の名を残した最初の日本人となるが、イチローが最初で最後ではないことは確実だだろう。次は大谷翔平だ。ロサンゼルス・ドジャースのスーパースターが殿堂入りするのは避けられない」と、大谷の殿堂入りを確実視している。
そんな大谷は、MLBキャリア7シーズンで3度のMVPを受賞。10年総額7億ドル(当時約1015億円)でドジャースと契約し、初めてのプレーオフでワールドシリーズを制した。24年には50ー50を達成したほか、59盗塁でイチロー氏の盗塁MLB日本人記録盗塁56を塗り替えた。
大谷は自身のSNSで、イチローの殿堂入りを伝えるMLB公式の投稿をシェアして祝福。24年9月に盗塁数でイチロー氏に並んだ際には、「憧れの選手です」と語っている。
同紙は大谷とイチローの関係性にも言及。「両者は選手としてダイヤモンドをともにしたことはない。ロサンゼルス・エンジェルス1年目、大谷のルーキーイヤーの18年に、エンジェルスとマリナーズが対戦する前にイチローはフロントオフィスの役割に転向した」と記載した。
さらに同紙はイチローの大谷評を掲載。「彼(大谷)は日本や米国だけではなく、世界全体に影響を与えるようなことを実際にやっている。だから私と彼を比べることすらできない」と18年当時のコメントを紹介した。
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また、イチローと同じオリックス・バファローズでプレーしたドジャースの山本由伸にも触れ、「山本とイチローは、ともにオリックスで日本プロ野球のMVPを3度受賞。山本が3度目のMVPを受賞した際に、『(イチローは)球団の先輩でもあるので、同じことをできたのはすごくうれしい』と語っていた」と伝えた。
同紙は、ドジャースとの契約を表明した佐々木朗希のイチロー評も調べ上げた。日本のテレビ番組で佐々木は尊敬する選手としてイチロー氏の名前を挙げ、「考え方もそうですし、すごい成績を残しているので、そういったところに憧れますし、長い間現役としてプレーしていたのもすごいので、尊敬しています」と語っている。
構成●THE DIGEST編集部
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