まさかの告白か？

　現地１月21日に米野球殿堂入りが発表され、イチロー氏、通算251勝のCC・サバシア氏、通算422セーブのビリー・ワグナー氏が殿堂入りした。

　米メディアで大きな話題となったのが、イチロー氏の満票逃しだった。投票権を持つ全米野球記者協会（BBWAA）の394人の記者のうち、たった１人がイチロー氏に票を入れなかったため、満票ではなく99.7パーセントの得票率で殿堂入りとなった。

　結果が公表されると、米メディアやファンは犯人探しに躍起になった。しかし、記者投票の内容が公開されることはなく、真相はやぶの中という状況だ。

　そんななか、ひとりの記者が「イチローは殿堂入りだ。永遠にね。100パーセントでも、99.7パーセントでも、75パーセントでも関係ない。１人が投票しなかったとしても、問題はない。※それは私です」と自身のXに投稿。大きな話題となった。

【画像】ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け！
  　投稿したのは米放送局『ESPN』のオールデン・ゴンザレス記者で、投稿直後から野球ファンが反応。「冗談だろ？」「とんでもないジョークだ！」「とんでもないな」「大事なことだよ？」などコメント欄に書き込んだ。

　すると、BBWAAの記者で投票権を持つロサンゼルス紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者が投票した全記者の名簿を公開すると、そこにゴンザレス記者の名前はなく、「※それは私です」の文面はジョークと判明。本人も真剣に抗議してきたコメントに対して、「ジョークだよ」を返信していた。

　一部のファンは、最初からジョークと理解したうえで、「本当だと思ったけど」「絶対に冗談だと思った」「笑」など書き込み、ゴンザレス記者の投稿を楽しんだ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「イチローに投票しなかったのは誰だ？」米メディアも関心「394人のBBWAA投票者のうち１人が…」「殿堂入りに値するし、選ばれて当然」

【記事】「馬鹿げている」イチローが日本人初の米野球殿堂入りも“１票差”で満票選出ならず！米司会者が指摘「投票しなかった人は野球に疎く、この賞を任せるべきではない」

【記事】ドジャース主力リリーフに故障発覚！ 「開幕から最初の１か月を欠場する」→スコットに続き、すぐに新戦力投手と契約合意