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昨季24発スイッチヒッターのプロファーが3年65億円でブレーブス移籍!米メディアは冷静に評価「パフォーマンスを維持できるかどうかはやや懐疑的だ」

THE DIGEST編集部

2025.01.24

ブレーブスと3年総額4200万ドル(約65億1000万円)で契約した外野手プロファー。(C) Getty Images

 アトランタ・ブレーブスは1月23日(日本時間24日)、サンディエゴ・パドレスからフリーエージェント(FA)になった外野手ジュリクソン・プロファーと3年総額4200万ドル(約65億1000万円)で契約したと発表した。
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 31歳のプロファーは2012年にテキサス・レンジャーズでメジャーデビュー。アスレティックス、コロラド・ロッキーズなどを渡り歩き、昨季はパドレスで158試合に出場し、打率.280、24本塁打、85打点、OPS.839の好成績を残し、球宴にも初選出された。

 スイッチヒッターで、内外野を守れるユーティリティープレーヤーとして定評のあるプロファーについて、米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「これまでのキャリアで非常に不安定な成績を残してきたが、昨季は最高のシーズンを過ごした」と記述した。
 
 その理由として、同専門サイトは、「裏付ける数字として、プロファーのハードヒット率(全打球のうち強い打球の割合を示す指標)は44.8%、平均打球速度91.1マイル(約146.6キロ)、バレル率(長打に繋がりやすい打球速度と角度を組み合わせた打球の割合)は7.2%は、いずれも彼がこれまでに達成したどの成績よりも大幅に優れていた」と昨季の好成績を詳細に伝えた。

 一方で「長年にわたる彼の気まぐれな成績を考えると、彼がそのようなパフォーマンスを維持できるかどうかはやや懐疑的だ」とも同専門サイトは伝えている。

 今季の活躍に注目が集まるプロファーは、メジャー通算(11シーズン)で1119試合に出場。打率.245、111本塁打、444打点、57盗塁、出塁率.331、長打率.395、OPS.726の成績を残している。

構成●THE DIGEST編集部

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