ロサンゼルス・ドジャースは今冬、ブレイク・スネルからタナー・スコットまで、数々の強力な選手を獲得した。ロースターに多くの選手が加わったため、ドジャースが全フリーエージェントを呼び戻すことは不可能だった。その中のひとり、ワールドシリーズ優勝に貢献したジャック・フラハティもその例外ではなかった。

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　春季トレーニング開始まで1か月を切ったが、フラハティはまだフリーエージェント(FA)市場に残っている。現地23日、米誌『Sports Illustrated』よると、彼がポッドキャスト番組『Foul Territory』で「おそらく、私はドジャースに戻らないだろう。チームの編成状況から、私の復帰は現実的ではない。気にしないよ。他のチームに行って勝ちたいし、ドジャースを倒せるかどうか試してみようと思っている」と語ったことが明らかになった。
  　また、フラハティは「タイガースに残りたかったので、話し合いもした。タイガースが大好きだった。私とタリク・スクーバルのコンビは最強だと思っていた。もしタイガースに残っていたら、クリーブランド・ガーディアンズとの地区シリーズを勝ち抜いて、ヤンキースとアメリカン・リーグ優勝決定シリーズで対戦できたかもしれない。クレイジーな話だけど、そこまでは行けたと思う。彼らのプレーを見るのは楽しかった。彼らや他のチームとも話している。そこに戻れたら楽しいだろう」と、ドジャース移籍から現在の心情を語った。

　2024シーズンは、デトロイト・タイガースとドジャースで28試合に先発し、13勝7敗、防御率3.17、162イニングで194奪三振を記録するなど活躍を見せた。

　フラハティは25シーズン、ドジャーブルーのユニホームを着ることはないだろう。そして、彼はすでに現ワールドシリーズチャンピオンを打ち負かすことを熱望している。はたして、フラハティはどのチームで新たな挑戦をするのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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