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MLB

ナショナルズと2年契約した小笠原慎之介の“新スイーパー”に米注目「新しいアプローチを学ぶのに良い適性」

THE DIGEST編集部

2025.01.26

MLBナショナルズ移籍が決定した中日の小笠原。写真:鈴木颯太朗

MLBナショナルズ移籍が決定した中日の小笠原。写真:鈴木颯太朗

 中日からポスティングシステムを使ってメジャーへの移籍を目指していた小笠原慎之介が現地1月24日(日本時間25日)、ワシントン・ナショナルズと2年契約で合意したと発表した。2年総額350万ドル(約5億4000万円)で、注目の背番号は「16」に決まった。
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 ようやく夢の舞台にこぎ着けた。メジャーへの強い憧れを口にしていた小笠原は昨年12月11日から45日間の交渉を開始した。今オフは佐々木朗希(ロッテ→ロサンゼルス・ドジャース)、青柳晃洋(阪神→フィラデルフィア・フィリーズ)が同じくポスティングを使用して、メジャー移籍を希望した。今月になって続々と両投手の移籍が決定していたが、同選手のみ去就が最後まで決まっておらず、交渉期限3時間前でようやく決着した。

 この日、MLB公式サイトでも小笠原のナショナルズ加入を正式発表。「国際フリーエージェント市場が活発化する中で、ナショナルズは最新契約として左腕投手のシンノスケ・オガサワラと2年契約を結んだ。オガサワラは昨シーズンNPBで24試合に登板し、144回1/3を投げて5勝11敗、防御率3.12だ」と、NPBでの実績を交えて紹介した。
 
 他に米識者から関心が寄せられている。MLB専門局『MLB Network』のジョン・モロシ氏は、新たに海を渡る日本人左腕について、「2023年まで日本のプロ野球オールスターに出場していた彼は渡米経験があり、将来MLBでプレーするためのオフフィールドの調整も十分にできている」と言及。「彼はピッチングに対する新しいアプローチを学ぶのに良い適性を示している。ストライクゾーン内で効果的にボールを投げることで、より多くの奪三振と凡打を生み出すことができるだろう」と期待のコメントを残している。

 小笠原がトレーニングを行なっている米野球練習施設『Driveline Baseball』の公式Xは「2年契約おめでとう」と祝福しており、「シンノスケはNPBからMLBに移籍するにあたり、新たなスイーパーを武器に活躍することになる」と伝え、新たな侍戦士の門出を祝福している。

 注目の起用法については、ナショナルズの地元放送局『MASN Sports』電子版によると、「先発ローテの後ろを担う」と記しており、ロングリリーフでの起用を示唆。また、スプリングトレーニングを通して先発を任される可能性も残っており、日本人左腕には注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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