MLB公式は現地１月26日、「この強打者は次のスターになるかもしれない」と題した記事を掲載。東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆を特集した。

　2021年から２年連続でセ・リーグMVPに輝いた25歳は、来オフでのメジャー挑戦を表明。同メディアは、「彼は日本で最も危険なパワーヒッターだ」として、こう紹介している。

「村上の長打率は桁外れだ。56本塁打のシーズンだけではなく、25歳になるまでに30本塁打以上のシーズンを５回も経験している。メジャーリーグの選手で、これを達成した選手はこれまでいない」
【画像】ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希！ユニホームを身に纏い行われた入団会見を厳選ショットでお届け！ 　続けて村上がアメリカで活躍する根拠についても、2023年に行なわれたワールドベースボールクラシック（WBC）の結果を用いて次のように論ずる。

「日本が決勝戦で米国に勝利した際、村上はダイヤモンドバックスの先発投手メリル・ケリーから時速115.1マイル、432フィートのホームランを放った。これは大会を通じてどの選手が打ったホームランよりも強烈なものだ」

　その上で村上の圧倒的なパワーを「メジャーリーグでも通用することを示す」と称えている。

　また、調子を落としているここ数年の三振の多さを課題に上げつつも、「村上はまだとても若く、素晴らしい成績を残しており、MLBで偉大な強打者になるためのツールをすべて備えている」と記述。「彼が他の日本人スター選手たちの足跡をたどるなら、ピーク時の姿に戻り、メジャーリーグでもスターになると信じてもいいだろう」と今季の復活に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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