2023年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に米国代表として出場したムーキー・ベッツが、決勝で顔を合わせた侍ジャパンの大谷翔平の印象を語った。

　米メディア『ClutchPoints』によると、ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演した際、ベッツは日本と対戦したWBC決勝を回顧。「ほかのチーム、選手と同じように、ショウヘイはアメリカ代表相手に圧倒的な力を見せつけた。最高のチームを相手にやってのけたんだ。彼の凄さを物語っているよね。ショウヘイに打ち負かされたよ」と振り返った。

　当時の大谷はロサンゼルス・エンジェルスに所属。米国代表の４番でチームメイトのマイク・トラウトを三振に打ち取って優勝を決めたシーンは、多くのファンの心に焼き付いている。そして23年シーズンの終了後に大谷はドジャースへ移籍。今度はベッツのチームメイトとなった。

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  『ClutchPoints』は、一方の大谷について「いまやベッツと肩を並べてプレーしている。ドジャースの他の才能溢れる選手とともに、すぐに結果を出した。24年のMVPプレーヤーは、打者としてどれほど危険な存在かを証明した」と評している。

「ベッツと大谷のドジャースでの目標は連覇だ。しかし、26年のWBCで両者がふたたび国を代表して戦うことになれば、ベッツは“オオタニに打ち負かされる”ことがないよう、全力を尽くすだろう」と両者の再戦を期待した。

　ドジャースのチームメイトであり、国際舞台では対戦相手となるベッツと大谷。球界を代表するスーパースターの競演は今後も、多くのファンを沸かせてくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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