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「ソトは厳しかったが、彼はもっと酷い」メッツ球団オーナー、再契約目指すアロンソとの交渉の裏側を暴露!「提示された内容も気に入らなかった」

THE DIGEST編集部

2025.01.27

アロンソの動向に注目が集まる。(C)Getty Images

 大型スラッガーの行き先はどこになるのだろうか。

 昨季までニューヨーク・メッツで主力として活躍したピート・アロンソは、今オフにFAとなるも現在まで新たな所属球団が決まっていない。

 米複数メディアによれば、古巣のメッツが再契約のオファーを提示するもアロンソに拒否されてしまい、すでに他のFA選手に目を向けているという。

 そんな状況のなかで、MLB公式サイト『MLB.com』は現地1月26日に、メッツのスティーブン・コーエン球団オーナーのコメントを掲載。同氏は、30歳の一塁手との交渉を「疲れる話し合いだった」として、大型契約を結んだフアン・ソトと比較しつつ、こう語っている。
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「ソトは厳しかったが、彼はもっと酷い。我々は相当な額のオファーをしたが、彼らが我々に提示してきた条件は、私たちにとっては非常に不公平なものだったと強く感じている」

 アロンソにはトロント・ブルージェイズやロサンゼルス・エンジェルス、サンフランシスコ・ジャイアンツなどが関心を示しているというが、「私は絶対にノーとは言わない。可能性は常にある」とメッツも契約を諦めていない様子。ただ、契約締結には消極的なようだ。

「我々は前進しており、選手獲得を続けている。なので、現実的には我々がすでに抱えている非常に高額な選手たちにピートを組み込むことが難しくなる。それが現状だ。

 正直に言うと、交渉も(アロンソに)提示された内容も気に入らなかった。もしかしたら状況は変わるかもしれないから、私は常に柔軟であり続ける。ただこのままなら、今いる選手で進むしかないという事実を受け入れるしかない」

 メッツとアロンソとの再会は、現実的ではなさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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