2023年に横浜DeNAで活躍し、昨季はメキシカンリーグでプレーしたトレバー・バウアーが、2年ぶりに日本球界に復帰することを決意。再びDeNAでプレーすることが決定的になった。元サイ・ヤング賞右腕の再入団は、27年ぶりのリーグ優勝&日本一を目指すチームにとって心強い加入となる。
強力助っ人がハマスタに帰還する。MLBシンシナティ・レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞に輝いた右腕は、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した21年に起こしたDV問題で出場停止処分を受け、米国でプレーすることが難しくなり、23年はDeNAでプレーした。
加入当初は日米の野球の違いに苦労したが、徐々にアジャストするとその実力を発揮する。最速159キロの速球と中4日の先発登板もいとわない無尽蔵のスタミナに加え、闘志むき出しのピッチングでチームをけん引。19試合に登板して10勝4敗、防御率2.76の成績を残した。2024年シーズンはメキシカンリーグのレッドデビルズに所属し、10勝0敗、防御率2.48の成績で最優秀投手賞に輝いた。
バウアーの日本球界復帰は米メディアも反応を示している。MLBをはじめNBA、NFL、NHLのアメリカ四大スポーツを網羅するスポーツ専門メディア『Clutchpoints』は「元サイ・ヤング賞のトレバー・バウアーが日本のチャンピオンチームに加入」と速報を打ち、バウアーの復帰はDeNAにとって、日本シリーズ連覇への大きな後押しとなると見解を綴っている。
また、昨季はメキシコで無双の大活躍をみせたことに触れ、「彼のパフォーマンスは、実績あるトップクラスの才能であるという地位を確固たるものにした」と言及。能力の衰えはまだ感じられないと伝える。
だが一方で、記事を執筆したジョン・マーティン氏は過去の粘着物質騒動について言及している。
「バウアーの復帰は多くの人に祝福されているが、彼のキャリアは論争に汚されている。彼はMLBの不正投球スキャンダルの中心人物であり、投手の間でグリップ力を高める物質が広く使用されていることを公に語った。そのような物質をバウアーが使用していたことを示す決定的な証拠は見つからなかったが、MLBが違法な投球補助器具を取り締まった後、彼の速球回転数を巡る疑惑が浮上した」
それに加え、性的暴行の告発に関連した法的問題も補足。「バウアーは過去にまつわる論争の多くから公に脱却したが、こうした法廷闘争は彼の社会的イメージをダークに形成し続けている」と指摘。かねてより熱望していたメジャー復帰には懐疑的だ。
DeNA復帰を歓迎する一方、右腕を巡るグレーな疑惑はまだ晴れていないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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また、昨季はメキシコで無双の大活躍をみせたことに触れ、「彼のパフォーマンスは、実績あるトップクラスの才能であるという地位を確固たるものにした」と言及。能力の衰えはまだ感じられないと伝える。
だが一方で、記事を執筆したジョン・マーティン氏は過去の粘着物質騒動について言及している。
「バウアーの復帰は多くの人に祝福されているが、彼のキャリアは論争に汚されている。彼はMLBの不正投球スキャンダルの中心人物であり、投手の間でグリップ力を高める物質が広く使用されていることを公に語った。そのような物質をバウアーが使用していたことを示す決定的な証拠は見つからなかったが、MLBが違法な投球補助器具を取り締まった後、彼の速球回転数を巡る疑惑が浮上した」
それに加え、性的暴行の告発に関連した法的問題も補足。「バウアーは過去にまつわる論争の多くから公に脱却したが、こうした法廷闘争は彼の社会的イメージをダークに形成し続けている」と指摘。かねてより熱望していたメジャー復帰には懐疑的だ。
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