今オフにヒューストン・アストロズからFAとなったアレックス・ブレグマンが、アストロズと再契約する見込みだ。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が現地１月26日の記事で報じた。
アストロズは26日、リリーフ投手のライアン・プレスリーと、シカゴ・カブスへのトレードで合意。プレスリーの2025年の年俸1400万ドル（約21.6億円）のうち850万ドル（約13.1億円）をカブスが負担することで、ブレグマンとの契約資金を捻出した格好だ。
「10月にアストロズはブレグマンを引き留めようと、６年１億5600万ドル（約241億円）の条件を提示した。しかしブレグマンはFA市場で２億ドル（約309億円）以上のオファーを待つ決断をした。トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、デトロイト・タイガースがオファーを送り、少なくとも２球団が５年以上を提示したが、２億ドルを支払うチームはひとつもなかった」
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ナイチンゲール記者によると、現地１月22日にアストロズがスコット・ボラス代理人に連絡をとり、ブレグマンに再契約の意思があるのか尋ねたという。
「１か月前の時点で、ブレグマンとアストロズが再契約するシナリオは、ほとんどないと思われていた。他球団と契約するだろうと考えていたアストロズだったが、22日になって交渉の再会を決断。プレスリーのトレード放出交渉をまとめあげ、ブレグマンとの再契約の道を開いた」
ブレグマンを巡っては、ロサンゼルス・ドジャースも獲得に乗り出したと報じられていたが、ブレグマンの去就は古巣との再契約で決着となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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