今オフにアトランタ・ブレーブスからFAとなり、２年2200万ドル（約34億円）でニューヨーク・メッツと契約したAJ・ミンターが、同じニューヨークを本拠地とするヤンキースのファンに辛辣な言葉を投げかけた。

　メッツは現地１月2、5日にファンフェスティバルを開催。その場でミンターは「メッツのファンは、真の野球ファンだね。彼らは野球を理解している。街の反対側のファンとは違ってね。メッツの熱狂的なファンは、最後までチームとともに一緒にいてくれる。だからみんなの前で投げることが待ち遠しい」と語った。

　ヤンキースのファンをはじめ、専門メディア『Yanks Go Yard』も「メッツの新加入投手、理由もなく早速ヤンキースファンを攻撃」とミンターの言葉に反発。「何年もの間、メッツは何の理由もなく、ヤンキースを中傷することを自分たちのアイデンティティーの一部にしてきた。メッツのファンは敵対行動が大好きなんだ。一方のヤンキースファンは困惑するだけ」と伝えている。

【画像】日米で数々の金字塔を打ち立てたイチローの偉業を振り返る厳選ギャラリー‼
  　さらに、「ミンターは自分の言葉を裏付ける証拠を示さなかった。理由もなく、単にメッツのファンがヤンキースファンより優れていると、くだらない話をしただけだ」と、ばっさり。「次にミンターを話題にするのは、５月16～18日のサブウェイ・シリーズで、アーロン・ジャッジかジャンカルロ・スタントンに450フィート弾を打たれた時（本塁打を打たれた時）だ」と反発している。

　メッツとヤンキースと言えば、今オフにフアン・ソトを奪い合った。FAとなったソトは、24年にプレーしたヤンキースではなく、メッツとプロスポーツ史上最高額となる15年総額７億6500万ドル（約1176億円）で契約した。

　はたして５月16～18日にヤンキー・スタジアムで行なわれるサブウェイ・シリーズで、ヤンキースファンはソトとミンターのどちらに、より大きなブーイングを浴びせるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「彼の仕事は想像以上に過酷だった」水原一平被告の情状酌量を求めた"妻からの手紙"を米メディアが公開！「健全な精神状態ではなかった」

【記事】ド軍、佐々木＆スコット獲得で不満噴出！ファンからの反発にケリーが持論を展開「大谷に年間10ドルしか払えないとしたら...」

【記事】「野球が台無しだ！」佐々木朗希に続き、ドジャースが"大谷翔平キラー"FA左腕と４年7200万ドルで契約「MLB、何とかしてくれ」他球団ファン憤怒