テオスカー・ヘルナンデスは、トロント・ブルージェイズとブラディミール・ゲレーロJr.の契約延長の可能性について、率直な意見を述べたと、米スポーツメディア『ClutchPoints』が現地30日に報じた。

　ブルージェイズが抱える最大の課題は、スター選手のブラディミール・ゲレーロJr.の将来だと言われている。ヘルナンデスは、ポッドキャスト番組『Foul Territory』で「なぜ球団がゲレーロJr.と長期契約延長を結ばないのか、いまだに理解できない」とブルージェイズの姿勢に疑問を呈したという。

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  　さらにヘルナンデスは、「選手としては、球団が自分を引き留めようとしないのを見ると、少し腹が立つこともある。ブルージェイズはゲレーロJr.に、そうした思いを抱かせたくはないだろう。彼はチームに残りたいと思っているから、うまくいくことを願っている。でも結局はビジネスだから、自分と家族にとって最善のことをしなければならない」と見解を示した。

　ゲレーロJr.は2025年シーズン終了後にフリーエージェントとなる。ブルージェイズが彼を引き留めたいのであれば、契約合意に至るまでの時間は限られている。もし両者が合意に近づいていないことが明らかになれば、ゲレーロJr.は期限までにトレード候補になる可能性もあるだろう。

　ヘルナンデスは、ゲレーロJr.がドジャースに移籍しない限り、ブルージェイズが彼を失うことを望んでいないという。はたして、ブルージェイズはゲレーロJr.との契約延長に合意できるのか。今後の交渉に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部