ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地２月１日、球団のファンフェスタ2025に参加した。特設ステージに登壇した大谷は大勢のファンに出迎えられ、爽やかな笑顔を振りまいた。そのあと現地の囲み取材に応じる大谷の側で、しっかりと耳を傾ける女性の小さな仕草に感心が寄せられている。
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　大谷は真美子夫人の第１子妊娠についての胸中だったり、愛犬デコピンに「一緒に（子どもの）面倒を見てくれたら」と子育てを珍要求するなど、家族総出で来るべき時を心待ちにしていた。

　イベント後、大谷はドジャース移籍が決まった佐々木朗希について「彼が選んだところが正解だと思っている。ドジャースで一緒にプレーできるのは本当に幸せなこと」と話し、あらためて怪物ルーキーの入団を歓迎した。具体的にどんなアドバイスを送ったのか質問されると、「僕からは、どこを選んだとしても正解。ドジャースに来て、もちろん後悔はしないと思うと伝えた。彼自身が伸び伸びプレーすれば、必ずいいシーズンになる」と明かし、異国で初めてプレーする後輩のためにスプリングキャンプからサポートしていくことを約束した。
  　記者陣に丁寧な口調で説明した大谷。その話を横で聞いていたドジャース専属の地元放送局『SportsNet LA』のリポーターを務めるキルステン・ワトソン氏は「うん、うん」と頷きながら、控え目に大谷や周りの記者たちの邪魔にならないよう配慮してマイクを向けていた。

　この小さな気遣いに米ファンは感心。「素晴らしい」「彼女はオオタニのすべてを知っている」「以心伝心だ」など、ワトソン氏の行動を称えた。

『SportsNet LA』の名物リポーターであるワトソン氏は、大谷が昨シーズン「40本塁打-40盗塁」を達成した試合のヒーローインタビュー中に背後からウオーターシャワーを浴び、大谷とともにずぶ濡れになったことが話題になった。また、11月には大谷が満票でリーグMVPに選出されたことを受け、自身のインスタグラムのストーリーズに祝福メッセージを添えた。

構成●THE DIGEST編集部

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