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禁錮4年9か月、水原一平裁判に“被害者”大谷翔平が「意見陳述書を提出」

THE DIGEST編集部

2025.02.07

禁錮4年9か月を命じられた水原被告。(C)Getty Images

 現地2月6日、米カリフォルニア州の連邦地裁は、大谷翔平の元通訳で銀行詐欺罪などの罪に問われていた水原一平被告に、禁固4年9か月、釈放後3年間の保護観察、大谷への約1659万ドル(約26億円)の賠償金を命じた。

 米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者によると、銀行口座から約1659万ドル(約26億円)を盗まれた被害者の大谷翔平が、判決前に意見陳述書を提出していたという。

「オオタニが判決前に、裁判官に被害者意見陳述書を提出した。陳述書を公開するかどうかは、被害者の自由である。オオタニの陳述書は非公開で提出された」

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 また、ブラム記者は「ミズハラの弁護士と検察官はともに、判決後、被告が国外追放されると予想していると語った。被告は合法的な永住者だが、米国市民ではない」とも伝えている。

 水原被告は法廷で、「手紙(申立書)にも書いたように、私がしたことについて大谷さんに心からお詫び申し上げます。この過ちは私の残りの人生に影響を与えると思いますし、それを受け入れる覚悟はできています」と口にした。

構成●THE DIGEST編集部

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