専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「恐ろしい人物がマネージャーとなっていた」検察側が実刑判決の水原被告をバッサリ!大谷翔平は「金を盗まれ、利用され、食い物に...」

THE DIGEST編集部

2025.02.07

大勢の報道陣に囲まれながら連邦地裁に入った水原被告。(C) Getty Images

大勢の報道陣に囲まれながら連邦地裁に入った水原被告。(C) Getty Images

 大谷翔平の元通訳で銀行詐欺罪などの罪に問われた水原一平被告が2月6日、米カリフォルニア州の連邦地裁で量刑を言い渡され、禁錮4年9か月、釈放後3年の保護観察、計1800万ドル(約27億円)以上の賠償金を命じられた。

【動画】大勢の報道陣に囲まれて水原被告が裁判所に入る様子
 閉廷後、水原被告は足早に車に乗り込み、連邦地裁を立ち去ったが、同州のジョセフ・マクナリ―連邦検事代理が会見し、強い口調で同被告が犯した罪の悪質性を主張した。
「水原被告はIRS(内国歳入庁)と大谷氏の両方に1700万ドル以上の賠償金を支払うよう命じられた。これは、この種の犯罪の重大さを伝え、それに手を染める可能性のある人々に強烈なメッセージとなった」

 そして、今回の事件において、大谷翔平は“犠牲者”であることに改めて言及。「これまで何度も明らかにしてきたが、本日は改めて強調したい。大谷氏はこの事件の被害者だ。彼は金を盗まれ、水原被告に利用され、食い物にされたのだ」と見解を示した。

 一方で、水原被告には「彼は噓をつき、騙した。そして恥知らずな盗みを働いた」と厳しく断罪。「水原被告は大谷氏のふりをして、その身分を使って水原被告の(違法)ブックメーカーに送金した。水原被告はそれを24回繰り返した。これは水原被告の単独の犯罪行為だった」と糾弾すると、「恐ろしい人物が大谷氏を騙し、事実上のマネージャーとなっていた」と主張した。

構成●THE DIGEST編集部
【記事】「エンジェルスが最下位」大谷翔平をトレードに出さなかった判断は「いまだに痛い」米専門誌がファームシステムランキング発表

【記事】「“水原一平スキャンダル”よりもさらに重大な違反」賭博関与疑いで解雇のMLB審判員を米記者が断罪「職を失うのは当然」過去には大谷翔平に投打でピッチクロック違反

【記事】大谷翔平の退団→ファン熱気と入場者数低下→ワースト99敗、どん底エンジェルスの25年は…「しかし、トラウトが球界最高選手のひとりに」米予測に地元メディア感心
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号