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MLB

ドジャース春季キャンプ、4つの注目点「大谷翔平はマウンドでどんな姿を見せるのか。体力的にできるのか、兆候が見られるはず」地元LA紙が見解

THE DIGEST編集部

2025.02.12

25年シーズンに投手復帰する大谷。(C)Getty Images

25年シーズンに投手復帰する大谷。(C)Getty Images

 現地2月11日から、ロサンゼルス・ドジャースの春季キャンプが始まる。アリゾナ州グレンデールのキャメルバッククランチで行なわれるキャンプは、11日にバッテリー組が、15日からは野手組が合流するなか、地元紙が注目したのは右肘の手術から復帰する“投手”大谷翔平だ。

 地元紙『Los Angeles Times』は10日、「春季キャンプの4つの注目点」と題した記事で、投手・大谷の復帰をいの一番に挙げている。

「二度目の手術から投手復帰するオオタニのブルペンやBPセッション(実戦形式の打撃練習での登板)に興味が湧く。二刀流のマイスターとしての地位を取り戻そうとしており、キャンプでは体力的にそれができるのか、兆候が見られるはずだ」

 大谷はキャンプ施設で自主トレを行なっており、10日にはドジャース公式SNSが、その姿を公開した。

【画像&動画】キャンプ施設に私服で出勤する大谷翔平と、ドジャース公式が公開した自主トレ風景
 
「本当の疑問は、キャリア二度目の右肘手術から復帰し、マウンドでどのような姿を見せるのか。そしてレギュラーシーズンの投手デビューがいつになるかという点。デーブ・ロバーツ監督は大谷の登板を暫定的に5月と設定しているが、それより早くなる可能性も残している。オオタニ自身はキャンプでブルペン投球を開始した後の体調次第で復帰時期が決まると語っている」

 ロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年以来となる、投手・大谷の雄姿に地元メディアは大きな関心を示している。

 そのほか同紙は、「右翼から遊撃に復帰するムーキー・ベッツの出来」、「開幕投手が誰になるのか」「クローザーは誰になるのか」も注目点にピックアップ。開幕投手については、新戦力のブレイク・スネル、佐々木朗希、2年目の山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷を含めた5人をエース級とし、「24年に最も好成績を残したのはスネル」と記載。22年以来専任を置いていないクローザーは、「4年総額7200万ドルで契約したタナー・スコットが、その状況を変える可能性がある」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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