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プロ野球

「ほぼ無名のメーカーだ」社員は社長たったひとり。ヤクルト・村上宗隆のグラブに米メディアが注目「信じられる?」「大手企業と契約すれば…」

THE DIGEST編集部

2025.02.13

グラブを新調した村上。今オフMLB挑戦を目指すと表明している。写真:滝川敏之

グラブを新調した村上。今オフMLB挑戦を目指すと表明している。写真:滝川敏之

 今オフにポスティングシステムによるメジャー挑戦が確実視されているヤクルトの村上宗隆。背番号55が使用するグラブ「Donaiya(ドナイヤ)」に米メディアが注目している。
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 村上は、今シーズンからチームメイトの山田哲人が愛用するドナイヤのグラブを使用。ドナイヤは東大阪市にある個人経営の会社で、社員は社長の村田裕信さんひとりだけ。大手企業に負けない高品質の製品を提供しており、日本のプロ野球選手の間では、言わずもがな知られているブランドだ。

 米メディア『Essentially Sports』は「スポーツ界のスターが富と名声を求めて人気ブランドと契約を結ぶのは慣例となっているが、ムネタカ・ムラカミはほぼ無名のメーカーであるドナイヤと提携した。信じられる?」と驚きをもって報道。「彼のようなレベルのアスリートは、ミズノなど世界的に有名な大手企業と契約するのが普通のこと」と述べ、疑問を投げかけた。
 
「大手とスポンサー契約を結べば、多額の報酬、国際的な知名度、ブランドの強化など、彼はこの取引からすべてを手に入れられただろう。このあまり知られていない日本企業が大手と同じ影響力を持つとは考えにくい。ムラカミの選択はスポーツマーケティングの世界で誰もが信じている、または見ているものに反している」

 記事では、村上について「日本のアーロン・ジャッジ」と紹介。同メディアは「なぜ、新進気鋭のスーパースターは、そのような選択をしたのか?」と問いかけ、「地元経済を活性化させたいという自国への愛と誇りの表れかもしれない」と見解を示す。「小規模で伝統的な企業を支援することを選んだのは、おそらくグローバル化の時代でも文化遺産は重要であるというメッセージを世界に伝えようとしているのだろう」と25歳の心情を推測した。

構成●THE DIGEST編集部

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