現地２月14日、米スポーツメディア『The Athletic』は、「オフシーズンの動きがほとんど終了した」と前置きし、全30球団のパワーランキングを公開。ニューヨーク・ヤンキースやフィラデルフィア・フィリーズといった強豪を抑え、大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希らが所属するロサンゼルス・ドジャースを１位に選出した。

　昨季世界一に輝いたドジャースは、今オフに大型補強を敢行。ブレイク・スネルや佐々木朗希、タナー・スコット、カービー・イェーツ、マイケル・コンフォート、キム・ヘソンらを獲得。さらにブレイク・トライネン、テオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマン、キケ・ヘルナンデス、クレイトン・カーショウを再契約で引き止めた。

　これを踏まえ、同メディアのジム・ボウデン記者は、「球界最高のオフシーズンを過ごした」と書き始め、先月にジェイソン・スターク記者が掲載している球界関係者へのアンケート記事を引用。幹部や元コーチ、スカウトら32名全員が「ナ・リーグで最も成長したチーム」にドジャースの名前を挙げており、やはり現地の評価も高いようだ。

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  　さらに記事では、投打で二刀流復帰を目指している大谷の存在に触れ、「球界最高のチームがこの冬、さらに良くなった」と強調。もし今季のドジャースが連覇を飾ると、1998～2000年に世界一を取ったニューヨーク・ヤンキース以来25年ぶり、そして球団史上初の快挙となり、「ドジャースは、再び25年優勝の大本命だ」と断言した。

　なお、今回発表されているパワーランキングの上位10球団は、以下の通り。

１位 ロサンゼルス・ドジャース
２位 ニューヨーク・ヤンキース
３位 フィラデルフィア・フィリーズ
４位 テキサス・レンジャーズ
５位 アリゾナ・ダイヤモンドバックス
６位 ニューヨーク・メッツ
７位 アトランタ・ブレーブス
８位 ボストン・レッドソックス
９位 ボルティモア・オリオールズ
10位 サンディエゴ・パドレス

構成●THE DIGEST編集部

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