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MLB

ド軍25歳右腕が“ローテ最後の1席”へ虎視眈々「そのポジションにふさわしい状態にあると感じる」 CY賞投手の指導で今季飛躍を遂げるか

THE DIGEST編集部

2025.02.19

ローテーションの最後の1席を争うミラー。(C) Getty Images

ローテーションの最後の1席を争うミラー。(C) Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースのボビー・ミラー投手が、先発ローテーション入りへの意気込みを語ったインタビューの模様が現地2月17日、地元局『Sports Net LA』の公式SNSで配信された。

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 今オフにドジャースは2023年のサイ・ヤング賞投手ブレイク・スネルを獲得したほか、MLB挑戦を表明していた佐々木朗希の争奪戦にも勝利。山本由伸、タイラー・グラスノーといったエース級の先発投手はもちろん、怪我で開幕には間に合わないものの、大谷翔平とクレイトン・カーショウも揃える豪華な布陣で今シーズンへ臨むことになった。

 開幕ローテの最後の1枠を争うと見られているのがダスティン・メイとトニー・ゴンソリン、そしてミラーだ。今季26歳になるミラーは2023年に22試合に先発登板し11勝4敗、防御率3.76の成績で鮮烈デビューを飾ったものの、24年は13試合で2勝4敗、防御率8.52と苦しみ、マイナー降格も経験した。

 今季はさらに先発投手の補強が進み、自身のチャンスが限られることが予想されるが、「チーム内でのポジション争いは常にあるもの。自分で勝ち取る必要がある」とミラーに動揺は無い。「ポジションを勝ち取るために全てのことに100%の努力を注ぐだけだ。今、そのポジションにふさわしい状態にあると感じる」と自信を覗かせた。

 またMLB公式サイトは、ミラーとスネルの関係性に注目した。ロッカーが隣同士になったことで早速親交を深めた両者。ミラーは昨季の苦戦の原因がメンタル面に起因することを認めており、そのことについてスネルに相談した。

 実情は異なるもののミラーと同様、スネルも昨季シーズン序盤に不調の時期を過ごした過去があり、「私は過去に生きるつもりはないし、ミラーもそうすべきではない。去年何をしたかなんて気にしないし、これからどうするかの方がずっと重要だ。そこから学ぶとか、良くなるとか、何でもいい。今年は今年だ。準備しよう」とミラーについてコメントしたという。

 デーブ・ロバーツ監督もミラーを指導するスネルの姿勢を評価している。「ボビーがどれだけ才能があるかはみんな知っているが、健康を保ち、パフォーマンスを発揮しなければならない。ブレイクはメンタル面を上手く活用していると思うし、サイ・ヤング賞投手から得られるもので、これほど強力なものはない」と語った。

構成●THE DIGEST編集部

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