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MLB

エンジェルスの“安すぎる”選手と“高すぎる”選手、地元メディアが指摘「どういうわけか1年275万ドル」「契約は素晴らしいが、報酬が高額」

THE DIGEST編集部

2025.02.19

今オフにエンジェルスに加入したジャンセン。(C)Getty Images

今オフにエンジェルスに加入したジャンセン。(C)Getty Images

 2024年に球団ワーストの99敗を喫したロサンゼルス・エンジェルスは、25年の奮起を狙って多くの選手を獲得。しかし、そのなかで年俸が安すぎる選手と、高すぎる選手がいるという。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が指摘した。

 エンジェルスの“安すぎる”選手に挙げたのが、1年275万ドル(約4.2億円)のケビン・ニューマンだ。31歳の内野手は、24年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスで111試合に出場して打率.278、3本塁打、28打点をマークしている。

 同メディアは、「遊撃手に二塁手と、守備の万能選手は2.2bWARでシーズンを終えたが、どういうわけか1年275万ドルでエンジェルスと契約した。たとえばコディ・ベリンジャー(ニューヨーク・ヤンキース)やクリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)も同じ2.2bWARだったが、ニューマンよりもはるかに稼いでいる」と疑問を呈した。ニューマンはオフシーズンに肩を手術したザック・ネトが復帰するまで正遊撃手としてプレーすると見られている。

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 一方、“高すぎる選手”に挙げたのが、1年1000万ドル(約15.2億円)で契約した37歳にベテランクローザー、ケンリー・ジャンセンだ。「現役最多447セーブのジャンセンとの契約は素晴らしいものだ。しかし、1000万ドルは高すぎる。殿堂入りレベルのキャリアを持ち、ブルペンのリーダーになる投手だが、明らかに年齢とともに成績が下がり始めている。過去3シーズンの防御率は、22年が3.38、23年が3.63、24年が3.29と3点台半ばで推移しており、この1000万ドルの契約は誇れるものではない」と指摘した。

 また、今オフの新戦力ではないものの、昨オフに3年3300万ドル(約50億円)で獲得した中継ぎ投手ロバート・スティーブンソンの契約にも不満の声を挙げている。というのも3300万ドルの大金を投じながら獲得した右腕は肘の負傷で24年を全休。「フィールドに出ていない中継ぎにこれだけの金額を払うのは痛手だ。25年に登板する機会はあるだろうが、金額通りの活躍は期待できないかもしれない」と見通している。

 はたして25年シーズンに、ニューマンは年俸以上の活躍を、ジャンセンやスティーブンソンは年俸に見合う活躍を見せられるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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