2025年シーズンにロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が投手復帰する。大谷が投手として登板したのはロサンゼルス・エンジェルス時代の23年8月が最後。翌9月に右肘を手術した大谷は24年シーズンに投手として登板せず、満を持して25年にマウンドに立つ。
アリゾナ州グレンデールで行なわれている春季キャンプでブルペンに入り、手術した右肘の状態を確認。米メディア『Sporting Tribune』は、「2月15日に初めてブルペンに入った大谷は、ウィル・スミス捕手を相手に14球を投げた。18日には二度目のブルペン投球を行ない、21球を投げている。コーチ陣は肘に負担をかけたくないと考えており、まだ動きのあるボールは投げさせていない。キャンプを通じて、さらに強度を高めていく」と伝えた。
そんな同メディアは、大谷がいまだ成し遂げていない、ある記録の達成に期待している。
「“投手”大谷が何を達成するのか、多くの人が関心を持っている。24年に続いて今年もMVPを獲得するチャンスがあり、さらに今年はサイ・ヤング賞を受賞する可能性がある。MVPとサイ・ヤング賞のW受賞は、チームメイトのクレイトン・カーショウが14年に達成して以降、誰も成しえていない偉業だ」
【動画】ブルペンで投球練習を行なう大谷翔平
14年のカーショウは21勝3敗、239奪三振、防御率1.77の成績でMVPとサイ・ヤング賞を受賞。過去にこの2つを同じシーズンで同時に受賞したのは、1971年のヴィダ・ブルー、81年のローリー・フィンガーズ、86年のロジャー・クレメンス、92年のデニス・エッカーズリー、11年のジャスティン・バーランダー。そして14年のカーショウの6人しかいない。
「エンジェルスの投手として、通算38勝19敗、防御率3.01の成績を収めている大谷は、100年以上前のベーブ・ルース以来、このレベルの成功を収めた初の二刀流選手となった。24年にはMLB史上初の50ー50を達成し、そして25年に二刀流が復活する。10年7億ドル(当時約1015億円)の契約を大谷と結んだドジャースは、その契約書が何を意味するのか理解していたのだ」
2年ぶりの二刀流復活となるシーズンで、はたして大谷は偉業を達成するのだろうか。米国メディアも開幕前から大きな関心を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】40歳ベテラン、ジャスティン・ターナーが1年600万ドルでカブスと契約合意!「彼の経験とプロ意識は大きなプラス」とスワンソンも歓迎
アリゾナ州グレンデールで行なわれている春季キャンプでブルペンに入り、手術した右肘の状態を確認。米メディア『Sporting Tribune』は、「2月15日に初めてブルペンに入った大谷は、ウィル・スミス捕手を相手に14球を投げた。18日には二度目のブルペン投球を行ない、21球を投げている。コーチ陣は肘に負担をかけたくないと考えており、まだ動きのあるボールは投げさせていない。キャンプを通じて、さらに強度を高めていく」と伝えた。
そんな同メディアは、大谷がいまだ成し遂げていない、ある記録の達成に期待している。
「“投手”大谷が何を達成するのか、多くの人が関心を持っている。24年に続いて今年もMVPを獲得するチャンスがあり、さらに今年はサイ・ヤング賞を受賞する可能性がある。MVPとサイ・ヤング賞のW受賞は、チームメイトのクレイトン・カーショウが14年に達成して以降、誰も成しえていない偉業だ」
【動画】ブルペンで投球練習を行なう大谷翔平
14年のカーショウは21勝3敗、239奪三振、防御率1.77の成績でMVPとサイ・ヤング賞を受賞。過去にこの2つを同じシーズンで同時に受賞したのは、1971年のヴィダ・ブルー、81年のローリー・フィンガーズ、86年のロジャー・クレメンス、92年のデニス・エッカーズリー、11年のジャスティン・バーランダー。そして14年のカーショウの6人しかいない。
「エンジェルスの投手として、通算38勝19敗、防御率3.01の成績を収めている大谷は、100年以上前のベーブ・ルース以来、このレベルの成功を収めた初の二刀流選手となった。24年にはMLB史上初の50ー50を達成し、そして25年に二刀流が復活する。10年7億ドル(当時約1015億円)の契約を大谷と結んだドジャースは、その契約書が何を意味するのか理解していたのだ」
2年ぶりの二刀流復活となるシーズンで、はたして大谷は偉業を達成するのだろうか。米国メディアも開幕前から大きな関心を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】40歳ベテラン、ジャスティン・ターナーが1年600万ドルでカブスと契約合意!「彼の経験とプロ意識は大きなプラス」とスワンソンも歓迎