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「シーズン中盤の調子にかなり近い!」ドジャース山本由伸がOP戦初登板…最速156キロの圧巻投球に米記者驚嘆「速球とカットボールがエグかった」

THE DIGEST編集部

2025.02.21

今シーズン対外試合で初登板のドジャースの山本。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が2月20日(日本時間21日)、米アリゾナ州グレンデールでのシカゴ・カブスとのオープン戦に今季初登板。3月18日の東京開幕シリーズで対戦する相手に対して1回2/3を投げて、3安打無失点、2奪三振に抑えるピッチングをみせた。
【動画】ドジャース山本由伸が今季OP戦初登板…米記者驚嘆の圧巻投球!

 山本は、初回にカブスの1番・中堅ビダル・ブルハーンに対し、96マイル(約154.4キロ)の速球などで空振り三振を奪うが、2番・一塁のマイケル・ブッシュにカーブを打たれて左前打を浴びた。

 続く、3番・指名打者モイゼス・バレステロスには、1死一塁でカットボールを投じて二飛に打ち取ったが、4番・右翼ケビン・アルカンタラには右前安打を許し、2死一、三塁とピンチを迎える。しかし、5番・遊撃手ニッキー・ロペスに対してカットボールで空振り三振に打ち取り、この回を乗り切った。

 2回は6番・捕手リース・マクガイアを遊ゴロ、7番・左翼クリスチャン・フランクリンを中飛で打ち取るが、8番・三塁ゲージ・ワークマンには左前安打を許し、2死一塁としたところで降板。山本の今シーズン対外試合での初登板に、球場に集まった熱烈なファンからは大きな拍手が起こった。
 
 この日、山本は最速96.6マイル(約156キロ)の速球など、圧巻のピッチングを披露。"ピッチングニンジャ"の愛称で親しまれているMLBの公認ピッチングアナリスト、ロブ・フリードマン氏も自身のXで連投し、驚きの反応を示した。

「えげつない91マイル(約146キロ)のスプリッター」
「94マイル(約151キロ)のカットボールがエグかった」
「97マイル(約156キロ)の速球と94マイル(約151キロ)のカットボール」

 また同氏は「シーズン中盤の調子にかなり近いと言えるでしょう。もう少し練習が必要かもしれませんが、努力には満足しています。戻ってこられて良かった。ヤマモト選手はかなり安定していました」とも綴り、山本のピッチングを称えた。

 今シーズン、山本はどんな投球を見せてくれるのか。今後の活躍にも期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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