昨シーズンの王者を相手に、地元メディアも驚きの大勝だったようだ。

【画像】25年初陣ドジャースの先発オーダーの顔ぶれ
　メジャーリーグ（MLB）のオープン戦（カクタスリーグ）が現地２月21日、シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースで開幕し、カブスが12対４で昨年のワールドシリーズ覇者を下した。
 
　シカゴメディア『BLEACHER NATION』は、「カブスがドジャースを圧倒、マーブルズ一色」と題した速報記事を配信。「シカゴ・カブスは本日、春季トレーニングの開幕戦で世界チャンピオンのロサンゼルス・ドジャースを圧倒し、12対４で完勝した」と伝え、その出場メンバーに言及。「キャンプに参加している選手のうち、メジャーリーグでのメンバー入りはおそらくないであろう選手のほとんどが、この試合に出場した」と報じると、「12得点、15安打、６四球と、ほぼ全員が好成績を収めた」と打線の爆発ぶりを伝えている。

　一方、この日のカブス投手陣の出来も冴えわたり、先発のコーディ・ポティートが２回途中３失点を喫したものの、それ以降は８人の投手のリレーで１失点に抑えている。

　同メディアは、「カブスの投手陣は今日、物凄い球速を見せていたため、キャメルバック（球場）のスピードガンが出過ぎていたのではないかと感じられた」と伝えると、「ブラッド・ケラーが98マイル（約158キロ）、ダニエル・パレンシアが ２月に 101マイル（約162.5キロ）をマークしたのは、まったくクレイジーだ、ということにする。ジャック・ニーリーの 97マイル（約156キロ）も、かなり目を見張るほどだ。まったく、全てがあまりにも強烈すぎて、良いことなのかさえわからない！」などと、冗談を交えて王者相手の好パフォーマンスを称えた。

　カブスは３月18日・19日に、ドジャースとMLB開幕戦「東京シリーズ」で対戦する。ドジャースの先発は、この日先発し１回２/３を３安打無失点に抑えた山本由伸が予定されている。一方のカブスも今永昇太が先発することが発表され、史上初の「日本人開幕投手対決」が実現する。

構成●THE DIGEST編集部

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