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「開幕戦は不可能だ」ドジャースの負傷リリーフが明言「しかし、4月中に復帰する可能性は十分にある」ド軍メディア報道

THE DIGEST編集部

2025.02.22

開幕戦には間に合わないと明言したフィリップス。(C)Getty Images

開幕戦には間に合わないと明言したフィリップス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのリリーフ、エバン・フィリップスが2025年シーズンの開幕戦に間に合わないと語った。

 米カリフォルニア紙『Orange County Register』のブル・プランケット記者の取材にフィリップスは、「開幕戦は不可能だ」と明かした。フィリップスは24年のワールドシリーズ前に右肩の肩甲下筋を断裂していた。

 現状について、フィリップスは「いまは、ただ体力をつけてブルペンでの練習を開始し、できるだけ試合に近づけるコンディションに戻すことに努めるだけ」と説明している。

 ただ、長期離脱することはないようで、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「しかし、フィリップスは順調に回復しているようだ。そのため、ドジャースの傑出したリリーフ右腕は、4月に復帰する可能性は十分にある」と報じている。

「ドジャースは今オフにタナー・スコット、カービー・イェーツという2人のオールスターリリーフ投手を加えたため、フィリップスの復帰を急がせる必要がない。ブルペン陣は厚い層を誇っており、実戦投入する前に100%の状態なのか確認する時間はある」

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 21年途中にドジャースに加入したフィリップスは、22年に64回の登板で7勝3敗、2セーブ、19ホールド、防御率1.14を記録。クローザーに定着した23年は62試合に登板して2勝4敗、24セーブ、6ホールド、防御率2.05。24年は61回の登板で5勝1敗、18セーブ、9ホールドとし、防御率は3.62と成績を下げていた。

 それでも24年のポストシーズンで5試合の登板で無失点、6.2イニングで6奪三振と活躍。リーグ優勝決定シリーズ第6戦後に故障が発覚するまで、ドジャース強力ブルペン陣の一翼を担っていた。

 デーブ・ロバーツ監督は、新加入の左腕スコットをメインクローザーとして起用する意向を示しており、25年のフィリップスはかつて担っていた中継ぎやセットアッパーの役割を任されそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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