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MLB

「佐々木朗希のスプリットは野茂英雄に似ている」ドジャース同僚が太鼓判「サンディエゴにいた頃、ノモに助けてもらった」

THE DIGEST編集部

2025.02.24

現地25日、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦で佐々木は実戦デビューする予定だ。(C)Getty Images

現地25日、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦で佐々木は実戦デビューする予定だ。(C)Getty Images

 佐々木朗希のスプリットが注目を集めている。現地2月13日に春季キャンプで初めてブルペンに入って35球を投げ込んだ。佐々木の投球を受けた35歳のベテラン捕手オースティン・バーンズは、「真っすぐが素晴らしい。球威があって伸びもあった。でも、スプリットは特別だね。あんな球は見たことがない。あちこちに動くから捕りづらかった。クレイジーな才能の持ち主だね。(シーズンに入って)何をしてくれるのか、楽しみだよ」と絶賛した。

 また、今オフに加入したリリーフ投手カービー・イェーツも、佐々木のスプリットに驚愕したひとりだった。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「オールスターに2度も選出された37歳の右腕が、佐々木のような若手投手と偉大な球団OB投手と比較するのは、クラブハウスで大きな意味を持つとっても過言ではない」とし、イェーツのコメントを紹介した。
【画像】ドジャース・佐々木朗希の厳選ショット!
 
 佐々木のスプリットを「すごすぎる」と表現したイェーツは、「私がサンディエゴにいた頃、ヒデオ・ノモに助けてもらったことがあるんだけど、ササキのスプリット(フォーク)はノモのそれに似ていると思う。とても素晴らしいよ」と明かした。

 1995年にドジャースに加入した野茂氏は、フォークボールを武器にMLBを席巻。2度のノーヒットノーラン、2度の最多奪三振を記録するなど、MLBで通算123勝を挙げた。2008年に現役を引退し、16年からサンディエゴ・パドレスのアドバイザーを務めている。

 野茂氏はドジャース1年目に最多奪三振(236)を記録して新人王を受賞。野茂氏のフォークと比較されたスプリットで、佐々木はどれほどの三振の山を築くのか。佐々木は現地25日、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦で実戦デビューする予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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