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「ポジティブな考えが植え付けられていなかった」過去の自分と決別…ドジャース、ベッツ「早く皆を驚かせたい」

THE DIGEST編集部

2025.02.25

今シーズン、遊撃手として挑戦するM・ベッツ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツは今季、数々の栄光を手にしてきた右翼手から遊撃手に転向し、新たな挑戦に意欲を燃やしている。

 現地24日、米紙『USA Today』のインタビューでベッツは「どうしても証明したいことがある。それは、長年信じることができなかった自分自身を、正しかったと証明すること。また、かつて私を疑っていた人たちに、自分の力を示したい」と自身の思いを語った。

 ベッツは、子供の頃から遊撃手としてプレーしてきた。プロ入り後も遊撃手として期待されていたが、ボストン・レッドソックス時代に二塁手、そして右翼手にコンバートされた。
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「右翼手にコンバートされた時、自分なりに努力し、それなりに良い選手になれたと思う。ただ、遊撃手としては活躍する機会に恵まれなかった。当時は送球もままならず、誰も送球の仕方を教えてくれなかったし、自分自身もできると思っていなかった。私にはポジティブな考えが植え付けられていなかった」とベッツは当時を振り返っている。

 メジャーデビューから11年。ベッツは今、自分がずっと夢見てきた遊撃手になれることを証明する準備ができたと感じているという。

「今は本当に準備万端だと思う。家に帰ればぐっすり眠れるし、日中はビデオを何度も見返して研究する必要もない。やるべきことは全てやったという自信があるので、夜は安心して眠りにつける。どんな打球が飛んできても対応できると確信しているし、できると信じている。本当にそう思っているし、早く皆を驚かせたい」と、今シーズン遊撃手にかける意気込みを語った。

 ベッツは今シーズン、長年の夢だった遊撃手としての挑戦に挑む。新たなポジションで、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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