米メディア『Just Baseball』は現地2月24日、「開幕前に球団がトレードしたい5選手」という記事を公開し、ノーラン・アレナド(セントルイス・カーディナルス)、ロバート・スアレス(サンディエゴ・パドレス)、マーカス・ストローマン(ニューヨーク・ヤンキース)、ジョーダン・モンゴメリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)に次いで、ボストン・レッドソックスの吉田正尚の名前を挙げた。
吉田については、オフシーズンに入った当初から米メディアでトレード移籍の噂が報じられており、とりわけレッドソックスがアレックス・ブレグマンを獲得した後に、ふたたび盛んに報じられるようになった。
「ラインアップに問題を抱えているレッドソックスは、ブレグマンの加入後で、さらに難問が複雑になっている。内野の4人はブレグマン、ラファエル・デバース、トリストン・カサス、トレバー・ストーリーで、外野の3人はジャレン・デュラン、ウィリャー・アブレイユ、セダンヌ・ラファエラが予想される。吉田に残された役割はDHだけとなる」
しかし同メディアは、若手有望株をDHで起用するプランがあると記載。「ロマン・アンソニー、クリスチャン・キャンベル、マルセロ・メイヤーというトップ50の有望選手3人が2025年のどこかの時点で、メジャーリーグの打席に立つと予想されるため、吉田のようなDHタイプの選手が出場する機会は、当然少なくなるだろう」と記した。
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「もし、吉田が外野でそこそこの守備ができれば、球団にとって価値のある選手になるかもしれない。しかし、現実には、2023年にDRS(守備防御点)がマイナス4、OAA(外野手の平均より多く取ったアウトの数)マイナス8の守備者であり、いくら打撃が堅実であっても、年間1860万ドル(約27.8億円)のDHは、チームに最適とは言えない」
このような成績の吉田を引き取るトレード先を見つけるのは、簡単にはいかないだろう。そこで同メディアは、「モンゴメリーのケースと同様、レッドソックスが吉田の年俸をいくらか負担する形とすれば、フルタイムDHの吉田の価値は急騰するはずだ。レッドソックスとしてもいくらか資金を節約できると同時に、さらに重要なのは26人のアクティブロースターの貴重な1枠を空けることができる」と断言。吉田としてもレッドソックスとしても、トレード移籍が最適な解決案だと見通した。
構成●THE DIGEST編集部
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