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吉田正尚のトレード移籍を米記者予想「ボストンでの日々は残りわずかのようだ」オフに何度も退団報道「球団は積極的に売りに出している」

THE DIGEST編集部

2025.02.16

今オフに何度もレッドソックス退団報道が出ている吉田。(C)Getty Images

今オフに何度もレッドソックス退団報道が出ている吉田。(C)Getty Images

 ボストン・レッドソックスの吉田正尚がトレード移籍するかもしれない。米メディア『FanSided』のジェイコブ・マウンツ記者は現地2月14日の記事で、「吉田のボストンでの日々は残りわずかのようだ」と伝えた。

「2年前、レッドソックスは日本のスター打者を5年9000万ドル(当時約119億円)で獲得した。吉田の出塁能力はレッドソックス打線にとって間違いなくプラスだったが、守備がファンの間で批判の的となった。23年のOAA(平均的な選手と比較してどれだけアウトを取ったのかを測る守備指標)がマイナス8と惨めな成績を残し、24年はDHに降格。怪我の問題もあって、ボストンでの将来は厳しくなっている」

 今オフ、吉田の退団報道が何度も報じられてきた。24年12月にはレッドソックスがシアトル・マリナーズの右腕ルイス・カスティーヨに、マリナーズがレッドソックスのトリスタン・カサスに関心を持って交渉を行なったが、このディールにレッドソックスが吉田を組み込んだところマリナーズが手を引いたと『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者が報じた。

「オフシーズンが始まって以来、レッドソックスは吉田との契約を解消しようと積極的に売りに出しているし、その意欲はいまでも高まっている。有望な内野手クリスティアン・キャンベルの昇格を吉田が阻んでいる格好だ」

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 マウンツ記者は吉田のトレード移籍をほぼ確実視しており、「吉田のような打者を必要としているのは、クリーブランド・ガーディアンズだ」として、ガーディアンズの右腕ルイス・オルティスとのトレード移籍を予想した。

「吉田のような打者を必要としているチームとして思い浮かぶのは、スティーブン・クワンとホセ・ラミレス以外の攻撃陣が物足りないガーディアンズだ。26歳のオルティスは、22年にピッツバーグ・パイレーツでデビュー。しかし22年、23年と結果を残せなかった。24年に投げる腕の角度を下げて防御率3.32を記録。24年12月にガーディアンズにトレード移籍した」

 こう伝えたマウンツ記者は、「レッドソックスにとって素晴らしいリターンになるかもしれない」とし、吉田とオルティスのトレードが両チームにとってメリットがあるとまとめた。

構成●THE DIGEST編集部

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