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トランプ大統領が故ピート・ローズ氏への恩赦発表!「野球賭博は許されないが...」殿堂入りから除外したMLBを猛批判!

THE DIGEST編集部

2025.03.03

野球賭博に関与したとし、野球界から永久追放処分を受けているP・ローズ氏。(C)Getty Images

 ドナルド・トランプ米大統領が野球界の偉大な選手ピート・ローズ氏を恩赦すると述べ、史上最多安打記録保持者であるローズ氏を賭博行為で野球殿堂入りから除外したメジャーリーグベースボールを批判したと、現地1日、米放送局『ESPN』が報じた。

 昨年83歳で亡くなったローズ氏は、1989年シンシナティ・レッズの監督時代に野球賭博に関与したとし、野球界から永久追放処分を受けている。2004年には自伝で試合に賭けていたことを認めたが、自身のチームが勝つことに賭けていて、不利な賭けをしたことは一度もないと主張。15年、ローズ氏はMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏に復帰の嘆願書を申請したが、マンフレッド氏はこれを却下している。
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 トランプ大統領は自身のSNS『Truth Social』で「メジャーリーグベースボールは、故ピート・ローズ氏、別名チャーリー・ハッスルを野球殿堂に入れる勇気も良識も持ち合わせていない。彼は今や亡くなり、選出されるスリルを味わうことは決してない。殿堂入りしたほとんどの選手よりもはるかに優れた選手だったにもかかわらず、死後に名前が挙がるだけだ。何という恥だ! とにかく、今後数週間以内に、ローズ氏の完全な恩赦に署名する。彼は野球賭博をするべきではなかったが、自身のチームが勝つことにのみ賭けていた。彼は自分自身や相手チームに不利な賭けをしたことは一度もない。彼は野球史上、圧倒的に最多の安打数を記録し、スポーツ史上誰よりも多くの試合に勝利した。至る所で衰退している野球は、その怠惰な態度を改め、あまりにも遅すぎるが、ローズ氏を野球殿堂に選出すべきだ!」と投稿した。

 1963年から1986年までの24年間のキャリアのほとんどをレッズで過ごしたローズ氏は、ワールドシリーズで3回優勝し、MLBの通算安打数4,256、試合出場数3,562、打数14,053などの記録を持っている。

構成●THE DIGEST編集部
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