３月５日、侍ジャパンの2025年初陣となる強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」オランダ戦（京セラドーム大阪）の第１戦スタメンが発表された。
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　初代表が20人とフレッシュな顔ぶれが揃った今回の侍ジャパン。来年３月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）連覇を目指す井端弘和監督は、新たな戦力発掘と戦力の底上げを狙う。

　クリーンナップはまず３番に阪神の若きスラッガー・佐藤輝明を置いた。そして注目の４番には日本ハムの万波中正を抜てき。高い身体能力に加え、パンチ力のある打撃が武器だ。

　５番には６年ぶりの日本代表となった阪神の大山悠輔を据える。前日会見で井端監督は「（WBCで）優勝するにはホームランは不可欠。ひとりでも多く、長打が期待できる選手が出てくれば」とコメントを残しており、７年連続二桁本塁打を放つ虎の主砲が指揮官の期待に応えられるか。

　現役ドラフト組の水谷瞬（日本ハム）、中日の細川成也もスタメンに名を連ねた。戦力向上のポイントとして長打力を挙げた指揮官の意図が反映するような打線となった。

　なお、日本の先発はオリックスの宮城大弥が本拠地のマウンドに上がる。23年オフに山本由伸がロサンゼルス・ドジャース移籍後、いまやチームの大黒柱として先発ローテの中心を担う23歳の左腕が元メジャーリーガーが名を連ねる強力打線に挑む。
  １番　水谷瞬（指名打者）
２番　長岡秀樹（ショート）
３番　佐藤輝明（サード）
４番　万波中正（ライト）
５番　大山悠輔（ファースト）
６番　細川成也（レフト）
７番　吉川尚輝（セカンド）
８番　山本祐大（キャッチャー）
９番　髙部瑛斗（センター）
　
取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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