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「登板前は、わくわくした気持ちと不安と、どっちもあった」米デビュー戦で3回5奪三振、無失点の佐々木朗希「押し込めたり、空振りを取れたりと収穫もあった」と手応え

THE DIGEST編集部

2025.03.05

レッズとのオープン戦に初登板した佐々木。米デビュー戦で3回2安打無失点と好投した。(C)Getty Images

レッズとのオープン戦に初登板した佐々木。米デビュー戦で3回2安打無失点と好投した。(C)Getty Images

 現地3月4日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希がオープン戦に初登板し、シンシナティ・レッズを相手に3回46球、2安打、5奪三振、2四死球、無失点と好投した。

 米デビューを飾った佐々木は試合後、「ここ最近、状態的にも実戦を試せずに不安もあったんですけど、なんとかまとめて終えることができて良かった」と振り返り、メジャー打者との対戦を「甘いボールに強いですし、ただ、自分が投げ切れたら抑えられる部分もあるなと感じた」と語った。

 キャンプ中は球速不足とも報じられていたが、試合では99マイル(約159.3キロ)を計測した。「(球速の)MAX自体は前回のライブBPより2キロくらい速いだけなんですけど、平均(速度)が結構上がったと思うので、その点に関しては良かった」と口にした。

 3月18、19日に日本で行なわれる東京シリーズまで約2週間。開幕に向けては、「きょう出た課題を振り返って次回の登板に、またよりよい内容、感覚で(投げられたら)。あとは(今後は)球数も増えていくと思うので、そこをしっかりできたらと思います」と決意を語った。

【動画】米デビューの佐々木が、3回、2安打、5奪三振、無失点と好投!
 
 また、米放送局のインタビューにも応じた佐々木は、「登板前は、わくわくした気持ちと不安と、どっちもあったんですけど、マウンドに立ってからは集中して、その場の雰囲気をかみしめながら投げることができた」と、ドジャースのユニホームを着てマウンドに立ったデビュー戦を振り返っている。

 99マイルの球速について、「それはアドレナリン的なものが要因なのか、メカニクス的なものなのか?」と質問を受けると、「どちらもあると思うんですけど、メカニクス的なところでキャンプ中にピッチングラボに入って、自分のできていないところを洗い直している。まだ始めて少しですけど、いい方向に来ていると思う。もう一段階上げていけたらと思っている」と返答した。

「メジャーリーガーとの対戦を終え、自身の投球が通用する感覚はありましたか?」と聞かれた佐々木は、「もちろん、甘いボールは打たれますし、いいスプリットも見逃されましたけど、自分のいいボールを投げたら押し込めたり、空振りを取れたりと収穫もあったので、その両方を感じることができてよかった」と答えている。

構成●THE DIGEST編集部

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