３月５日、侍ジャパンは強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」でオランダ代表と対戦。先発の宮城大弥が、３回をパーフェクトに抑えた。
初回、宮城はストレートを中心に投球。先頭ディダーから空振り三振を奪うと、２番グレゴリアスを三ゴロ、３番プロファーを投ゴロに打ち取った。２回も４番ヘルダーを１ゴロ、５番ケンプを空振り三振、６番トロンプを右飛に抑え、変化球を多投した３回は７番セラッサを空振り三振、８番クローズを投ゴロ、９番ファンボルクロを空振り三振。緩急を駆使してオランダ打線を完璧に封じた。
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力強いストレートと切れのあるスライダー、チェンジアップにスローカーブも投じた宮城について、解説の岩隈久志氏は「立ち上がり、球が走っていて素晴らしかった。早いテンポで安定感がありましたね」と称賛。佐々木主浩氏も「これがエースですよね。真っすぐ、スライダーの切れ、もう開幕してもいいぐらいですね」と褒め称えた。
宮城の状態の良さは、佐々木氏が「この時期にこれだけ仕上がっているのは、逆に心配になりますね」とコメントしたほどだった。
予定した３回でパーフェクト投球を見せた宮城は、今回のメンバーで唯一、2023年のWBC（ワールドベースボールクラシック）で世界一を経験。23歳の左腕が堂々とした投球を披露した。
構成●THE DIGEST編集部
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予定した３回でパーフェクト投球を見せた宮城は、今回のメンバーで唯一、2023年のWBC（ワールドベースボールクラシック）で世界一を経験。23歳の左腕が堂々とした投球を披露した。
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