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ド軍キム・ヘソン、打率.143→.167と上昇、盗塁初成功も…守備でミス「失策にならなかったが、やや残念な場面」韓メディア意気消沈「“生存競争”は続く」

THE DIGEST編集部

2025.03.09

打率.167のキム・ヘソン。「9番・遊撃」で出場したマリナーズとのオープン戦では送球ミスもあった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが、現地3月7日に行なわれたシアトル・マリナーズとのオープン戦に「9番・遊撃」で出場し、3打数1安打、1得点、1盗塁をマーク。打率を.143から.167に上昇させた。

 韓国通信社『Newsis』は、「マリナーズ戦で1安打、1得点。オープン戦で初の盗塁を記録。"生存競争"は続く」と伝えた。

「米国での開幕メンバー入りを目指すキム・ヘソンが1安打、1盗塁。現地5日のロサンゼルス・エンジェルス戦で1安打、6日のテキサス・レンジャーズ戦では2打数無安打と沈黙したが、マリナーズ戦で2試合ぶりの安打を放った。これでオープン戦通算24打数4安打、打率は.143から.167に少し上昇している」

 3回の無死一塁で打席に立ったキム・ヘソンは、マリナーズの先発エマーソン・ハンコックの93マイル(約149.7キロ)のストレートを左前にはじき返した。さらに、1死一、三塁の場面で二盗に成功。1死二、三塁とし、2番マイケル・コンフォートの二塁打の間に本塁に生還した。

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 ただ、5回の第2打席では空振り三振、7回の第3打席は二ゴロと快音が聞かれず、7回の守備のタイミングで交代となった。

 1安打、1盗塁のキム・ヘソンだったが、しかし、守備で送球ミスを犯した。同メディアは、「遊撃手に入った初回の守備で、先頭打者の打球を捕球したが、送球が高く一塁手の頭上を越えた。正確な送球だったとしてもセーフだった可能性があったため、失策ではなく安打と記録された。失策にならなかったが、やや残念な場面だった」と意気消沈した。

 打率が伸びず、評判の守備でも安定感を欠いているキム・ヘソン。3月18、19日に日本で行なわれる東京シリーズの登録メンバー31人、現地3月27日の米開幕戦に向けた26人枠に滑り込むことができるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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