ニューヨーク・ヤンキースが緊急事態だ。
米紙『New York Post』は、「両肘の痛みが引かないジャンカルロ・スタントン外野手は3度目のPRP注射を受ける必要があり、ルイス・ヒル投手は広背筋の負傷で約3か月欠場。DJ・ラメイヒューはふくらはぎを痛め、JT・ブルベイカーは肋骨3本W骨折、若手有望投手チェイス・ハンプトンはトミー・ジョン手術を受けることになり、ほかにもブルペン投手のジェイク・カズンズ、スコット・エフロス、タイラー・マツェック、クレイトン・ビーターが負傷している」とヤンキースの状況を説明した。
加えて同紙が「最大の懸念」と評したのが、エースのゲリット・コールの負傷だ。現地3月7日のオープン戦登板後、右肘の違和感を訴えたコールは、医師からトミー・ジョン手術を勧められたが、現在はセカンドオピニオンを聞いている最中だという。もしトミー・ジョン手術となれば、2025年は全休となる。コールは24年も春季トレーニング中に右肘の炎症が明らかとなり、復帰したのは6月に入ってからだった。
24年のア・リーグ新人王に輝いたヒルの離脱に加え、エースのコールまで故障欠場となれば、ヤンキースにとって大きな痛手となる。そんななか米メディア『FanSided』は、「最悪の事態に備えている」と語ったブライアン・キャッシュマンGMのコメントを引用して、ヤンキースが行なうかもしれない緊急トレードを予想した。
「コールの怪我は悲惨なニュースだ。もし、手術すれば長期欠場となり、チームは代役投手の確保に動くはず。現時点で最も有望な選択肢となるのが、セントルイス・カーディナルスのソニー・グレイだ。元ヤンキースの右腕はブロンクス時代に防御率4.51だったが、その後は防御率3.35、WAR19.7を記録するなど、ピンストライプのユニホームを着ていた頃とは別の投手に見える」
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続けて、「緊急トレードとして、急に熱を帯びる可能性がある」として名前を挙げたのが、マイアミ・マーリンズのサンデイ・アルカンタラだ。「22年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕は、23年に成績を落としてトミー・ジョン手術をして24年を全休。25年の春季トレーニングでは22年のような投球を見せている。もしヤンキースが獲得すれば、マックス・フリードとともにニューヨーク投手陣のトップに座ることになる」と伝えた。
さらに同メディアは、「ヤンキースが追求する可能性のある選択肢のひとつは、サンディエゴ・パドレスのディラン・シースだ。エース候補の投手で、コールが復帰した後はフリードを含む3投手がローテーションの軸となる」と予想している。
いずれのトレード予想でも、ヤンキースが相手球団に提供するのは、左腕ブロック・セルビッジ、右腕ケイド・スミス、右腕ウィル・ウォーレン、右腕ブライス・カニンガム、遊撃手ロデリック・アリアス、外野手スペンサー・ジョーンズといった若手2~3人とした。
コールとヒルを除くと、ヤンキースのローテーションはフリード、カルロス・ロドン、クラーク・シュミット、マーカス・ストローマン、ウィル・ウォーレンになると見られており、同メディアは「コールとヒルのいないローテーションは、まったく強みにならない」と断言した。はたしてヤンキースは、長期離脱が確実視されているコールの後釜に、誰を指名するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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米紙『New York Post』は、「両肘の痛みが引かないジャンカルロ・スタントン外野手は3度目のPRP注射を受ける必要があり、ルイス・ヒル投手は広背筋の負傷で約3か月欠場。DJ・ラメイヒューはふくらはぎを痛め、JT・ブルベイカーは肋骨3本W骨折、若手有望投手チェイス・ハンプトンはトミー・ジョン手術を受けることになり、ほかにもブルペン投手のジェイク・カズンズ、スコット・エフロス、タイラー・マツェック、クレイトン・ビーターが負傷している」とヤンキースの状況を説明した。
加えて同紙が「最大の懸念」と評したのが、エースのゲリット・コールの負傷だ。現地3月7日のオープン戦登板後、右肘の違和感を訴えたコールは、医師からトミー・ジョン手術を勧められたが、現在はセカンドオピニオンを聞いている最中だという。もしトミー・ジョン手術となれば、2025年は全休となる。コールは24年も春季トレーニング中に右肘の炎症が明らかとなり、復帰したのは6月に入ってからだった。
24年のア・リーグ新人王に輝いたヒルの離脱に加え、エースのコールまで故障欠場となれば、ヤンキースにとって大きな痛手となる。そんななか米メディア『FanSided』は、「最悪の事態に備えている」と語ったブライアン・キャッシュマンGMのコメントを引用して、ヤンキースが行なうかもしれない緊急トレードを予想した。
「コールの怪我は悲惨なニュースだ。もし、手術すれば長期欠場となり、チームは代役投手の確保に動くはず。現時点で最も有望な選択肢となるのが、セントルイス・カーディナルスのソニー・グレイだ。元ヤンキースの右腕はブロンクス時代に防御率4.51だったが、その後は防御率3.35、WAR19.7を記録するなど、ピンストライプのユニホームを着ていた頃とは別の投手に見える」
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続けて、「緊急トレードとして、急に熱を帯びる可能性がある」として名前を挙げたのが、マイアミ・マーリンズのサンデイ・アルカンタラだ。「22年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕は、23年に成績を落としてトミー・ジョン手術をして24年を全休。25年の春季トレーニングでは22年のような投球を見せている。もしヤンキースが獲得すれば、マックス・フリードとともにニューヨーク投手陣のトップに座ることになる」と伝えた。
さらに同メディアは、「ヤンキースが追求する可能性のある選択肢のひとつは、サンディエゴ・パドレスのディラン・シースだ。エース候補の投手で、コールが復帰した後はフリードを含む3投手がローテーションの軸となる」と予想している。
いずれのトレード予想でも、ヤンキースが相手球団に提供するのは、左腕ブロック・セルビッジ、右腕ケイド・スミス、右腕ウィル・ウォーレン、右腕ブライス・カニンガム、遊撃手ロデリック・アリアス、外野手スペンサー・ジョーンズといった若手2~3人とした。
コールとヒルを除くと、ヤンキースのローテーションはフリード、カルロス・ロドン、クラーク・シュミット、マーカス・ストローマン、ウィル・ウォーレンになると見られており、同メディアは「コールとヒルのいないローテーションは、まったく強みにならない」と断言した。はたしてヤンキースは、長期離脱が確実視されているコールの後釜に、誰を指名するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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