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プロ野球

オリックス新加入の九里亜蓮がエース宮城大弥にアドバイス「ジジイになったら息子に自慢する」【オリ熱コラム2025】

THE DIGEST編集部

2025.03.10

今季オリックスに新加入の九里。早くもチームに溶け込んでいるようだ。写真:野口航志

今季オリックスに新加入の九里。早くもチームに溶け込んでいるようだ。写真:野口航志

 昨年オフ、広島から電撃的にFA移籍してきたオリックスの九里亜蓮。初となるパ・リーグでの春季キャンプを過ごしたが、広島時代とは特に「変えたことはない」という。連日の取材ラッシュに「もう話すことないっすよ」と笑みを浮かべていたが、九里にとって未知なる世界は楽しみの方が大きいようだ。

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 パ・リーグの強力打線との対戦については「とりあえず自分のスタイルをやってみて、最初から変えていったところで何もわかんないんで。まずは自分が今までやってきた投球スタイルを基本線に置きながら、そこから対戦していく中で改善していくとこは改善していくっていう形になると思います」と、まずは自身の力が今のやり方でどこまで通用するのかを実戦で試していきたいという。

 自身の投球スタイルを「バッタバッタ三振取るタイプじゃないんで。ゾーンの中でしっかり勝負していきながらになると思います」と分析。キャンプを通じてオリックスというチームについては「また家族とは違う、なんか明るい雰囲気というか、すごくいい雰囲気なんじゃないかなと思います」とすぐに馴染むことが出来た様子で、若い選手から「九里選手と投げてるから刺激になってる」という話を聞くと「申し訳ないっす。僕のせいでなんかそんなふうになっちゃってるので、申し訳ないなと思いますけど。何か少しでも参考になれればいいなと思います」とニヤリ。ここは球団にとっても狙いどおりと言ってもいい。

 特にエース宮城大弥は刺激を受けているようで「大弥は大弥なりの調整、本人がちょっと変えてみてやってみたいっていう風に、いろんなことにいろんなことを試しながらやることは、僕は悪いことじゃないと思うので、その中でいい調整方法を本人も見つけてくれたらいいと思います」と、アドバイスを送るなかで少しずつ変化がみられているようだ。

 さらに九里は、「ジャパンとかにも入って投げるようなピッチャーがそういう風に見てくれてるのは僕自身嬉しいですし。なんか少しでも、自分が何もしなくても、ちょっと力添えできてたら、僕がジジイになって、息子が大きくなったら自慢してやろうと思います」と語り、今後も何らかの形で宮城のサポートをしていくことになりそうだ。

文⚫︎THE DIGEST取材班
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