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MLB

大谷、佐々木、ソト…大物を逃し続けるブルージェイズに米メディアが持論 主力のFA流出にも危機感「あと一歩のチームであり続けるわけにはいかない」

THE DIGEST編集部

2025.03.13

今季終了後にFAとなるゲレーロJr.(左)。ブルージェイズはFA宣言をした大谷(中央)とソト(右)の獲得も狙ったが…。(C) Getty Images

今季終了後にFAとなるゲレーロJr.(左)。ブルージェイズはFA宣言をした大谷(中央)とソト(右)の獲得も狙ったが…。(C) Getty Images

 今オフ、ロサンゼルス・ドジャース入りを果たした佐々木朗希は、念願のMLBデビューの瞬間が近づいている。オフシーズンを沸かせたルーキーは、さらに多くの注目の中、公式戦マウンドでそのポテンシャルを発揮することになるはずだ。

 若き日本人右腕の華々しい活躍が伝えられる一方で、逸材の獲得を望みながら実現とならなかった球団の話題も聞こえてきている。米メディア『ESSENTIALLYSPORTS』では、今オフに各球団により繰り広げられた佐々木の争奪戦で、”最終候補“に残ったと報じられたトロント・ブルージェイズの球団戦略について、見解を綴っている。

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 同メディアは3月11日配信のトピックで、ブルージェイズが佐々木獲得に尽力したと振り返りながら、「結局、ササキは西へ向かった」などと回想。その上で「これは単なる一度きりの失敗ではない。トロントは何度も大物選手獲得を狙い、そのたびに土壇場で失敗している。さらに、チームのスター選手たちがFA(フリーエージェント)に近づいている状況で、プレッシャーは高まり続けている」などと、球団事情を説明している。

 さらに、2023年オフでの大谷翔平(ドジャース)や、今オフでもフアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)、コービン・バーンズ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)の獲得にも動いたとして、「しかし、ここでも手が届かなかった」と指摘。同メディアは「こうした『あと一歩で逃す』パターンが続くことで、ファンの不満は募るばかりだ。2016年以来、ポストシーズンで1勝も挙げられていないチーム にとって、『惜しいところまでいった』という言葉では済まされない」と主張。ビッグネームを逃し続けている現状に懸念を示す。

 またトピック内では、佐々木のドジャース入り決定後、ブルージェイズのロス・アトキンスGMが結果について、「球団の野球オペレーション部門は、あらゆる可能性を検討し、徹底的に動いた」などと語ったコメントも掲載。同メディアは、フロントの積極的な姿勢を認めつつも、「結果が伴っていない」と強調。続けて、「今、ウラジミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットといった主力がFAに近づいている状況で、ブルージェイズは『あと一歩のチーム』であり続けるわけにはいかない」と訴えている。

 昨年、チームはア・リーグ東地区5位に沈み、3季ぶりにプレーオフ出場を逃した。先を見据えた補強を進めるためには、やはりシーズンで好結果を残すことも求められる。

構成●THE DIGEST編集部
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