３月18日に東京ドームで開幕した「MLB東京シリーズ2025」。ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスのオープニングゲームはドジャースが４対１でカブスを下した。試合前に行なわれたセレモニーでは日本の人気ゲームキャラクターがグラウンドに大量に出現し、大きな話題となった。

　日本が世界に誇るキャラクターコンテンツを前面に押し出した神演出だった。真っ暗になった球場内で白いユニホームを身にまとった少年がマウンドに上がると、人気ゲーム『ポケットモンスター（通称ポケモン）』に登場するアイテム「モンスターボール」を投げたことでセレモニーが本格的にスタート。すると、６匹のピカチュウがグラウンド上に現れて、両チームの監督とコーチ、選手たちがグラウンドに入場するたびにピカチュウがお出迎えした。
  　子供だけでなく大人も楽しめるような雰囲気は現地で取材をしている米メディアからも好評のようだ。ドジャースの地元局『KCAL-TV』でスポーツアナリストを務めるダレン・M・ヘインズ氏はロサンゼルスのラジオ放送局『Sports Central LA』に出演。開幕戦が終わったばかりの東京ドーム内で取材を続け、「素晴らしいセレモニーだったよ！」と絶賛した。

　番組内には６体のピカチュウが特別出演。ヘインズ氏は興奮を隠せず、「わあああ！だハハハハ！」と大はしゃぎ。彼の周りをピカチュウたちが取り囲んでピョコピョコと跳ねる可愛い様子を公式Xに投稿すると、視聴者から大きな反響が寄せられた。

　開幕戦で勝利を収めたドジャースの第２戦先発はメジャーデビューとなる佐々木朗希が登板。鳴り物入りで名門球団入りした期待の日本人ルーキーが凱旋マウンドに上がる。

構成●THE DIGEST編集部

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