ロサンゼルス・ドジャースの開幕からの連勝が８でストップした。現地４月４日に行なわれた敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に２対３で敗れた。先発の山本由伸は６回97、被安打３、四球３、５奪三振、１失点と好投したものの、打線の援護がなかった。大谷翔平は４打数１安打、１盗塁死だった。

　ドジャース打線が、フィリーズ先発のヘスス・ルザードをまったく攻略できなかった。左腕がマウンドを降りる７回まで、わずかテオスカー・ヘルナンデスの２安打だけ。チームとして８三振を喫した。９回にトミー・エドマンが２ランアーチを放ったものの、逆転することはできなかった。

【画像】MLB開幕戦の先発で東京ドームのマウンドに立ったドジャース山本由伸を特集！ 　先発の山本は自身のミスで初回に失点した。２番トレイ・ターナーに二塁打を打たれると、３番ブライス・ハーパーに２球目を投じる前に、二塁走者のターナーが飛び出し。山本は三塁に送球したが、これがそれてしまい、ターナーが本塁に生還した。

　自身の悪送球で得点を許した山本だったが、その後は立ち直った。２回に７番JT・リアルミュートに右前打、４回に６番ニック・カステヤノスに三安打を打たれたものの、いずれも併殺でしのいだ。

　山本の６回１失点を無駄にしてしまったのが、ドジャースの２番手カービー・イェーツだった。

　７回に登板すると先頭の５番マックス・ケプラーにストレートの四球、続くカステヤノスに二塁打を打たれて二、三塁。山本がそれぞれ２三振に抑えていた８番ブライソン・ストットに適時打を許すと、９番ブランドン・マーシュの二ゴロの際に三塁走者が生還してリードが３点に広がった。

　ドジャースは９回にトミー・エドマンが２ラン本塁打を放ったが２対３で敗れ、開幕からの連勝は８でストップした。「１番・DH」で出場した大谷は、１回の第１打席は左飛、３回の第２打席は中飛、６回の第３打席Ｈ空振り三振。８回の第４打席に痛烈な右前打を放ったが、盗塁を失敗した。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「まだあわてる段階ではない」佐々木朗希の“乱調”に批判殺到も米識者は寛容「過剰反応は取り越し苦労に過ぎない」

【記事】「ヴィトンのバッグ可愛い❤」山本由伸がド派手に決めた“ハイブラ”コーデをファン絶賛！「なんでこんなに爽やかなんだ？」

【記事】サヨナラ弾の大谷翔平に米反響止まず「タイガー・ウッズやモハメド・アリ以来、世界的にこれほど有名なスポーツ選手はいなかった」米メディアが報道