MLB

まさに“史上最攻”! 開幕7戦でヤンキースとジャッジが打ち立てた数々の金字塔「壮大な打力でソトの存在を忘れさせた」

THE DIGEST編集部

2025.04.05

7試合6発と、ハイペースで本塁打を放っているジャッジ。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースの打棒が止まらない。開幕シリーズとなったミルウォーキー・ブルワーズとの3連戦で計36点、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの3連戦で計17点を挙げ、現地4月4日に行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦には9対4で勝利。わずか7試合で計62点(1試合平均8.86点)を叩き出している。

 ヤンキースの驚異的な得点力は、過去を見ても例がないようだ。米メディア『FanSided』のジェイコブ・マウント記者は4月4日の記事で、「2025年の開幕7試合で、ヤンキースはすでにいくつかの記録を打ち立てた」と報じた。

「まずは、オースティン・ウェルズが開幕戦で放った先頭打者アーチは球団初の快挙で、捕手による開幕戦先頭打者本塁打はMLB史上初。ブルワーズとの第2戦目で記録したポール・ゴールドシュミット、コディ・ベリンジャー、アーロン・ジャッジによる初回の3者連続"初球"本塁打もMLB史上初だ。また、この試合でヤンキースが放った計9本塁打は球団新記録で、MLBでは史上3度目。初回の計4本塁打も球団記録。開幕2試合での計11本塁打はMLB史上最多記録で、最初の6試合での22本塁打もMLB新記録となった」

 今シーズンのヤンキースは、打力低下が懸念されていた。オフシーズンに、2024年に41発を放ったフアン・ソトとの再契約を望んだものの失敗。左の強打者はニューヨーク・メッツとプロスポーツ史上最高額の15年7億6500万ドル(約1165億円)で契約した。コディ・ベリンジャーやポール・ゴールドシュミットを獲得したヤンキースだったが、ソトの穴を完全に埋めるのは難しいと言われていた。

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 ところが蓋を開けてみれば、本塁打を量産。話題沸騰の「トルピード(魚雷)バット」の効果なのか、新型バットを使用しているウェルズ、ベリンジャー、ゴールドシュミット、アンソニー・ボルピー、ジャズ・チゾムJr.に本塁打が飛び出し、さらにトルピードバットを使っていないジャッジも7試合で6本塁打とハイペースで数字を重ねている。

「2度のMVPに輝いたジャッジは、球界の歴史を作るのが得意だ。22年には62本塁打でア・リーグの本塁打記録を樹立。24年にはMLB史上最速で300本塁打を達成した。その打棒は25年も止まらない。ジャッジは4日のパイレーツ戦でヤンキース1000試合出場を達成し、その時点での321本塁打は球団記録。1000試合・321本塁打はベーブ・ルースと同じ数字となっている。また、7試合での6本塁打・17打点は歴代最多タイで、現時点での6本塁打、17打点はともにMLBトップの成績だ」

 同メディアが「壮大な打力でソトの存在を忘れさせた」と記したように、ヤンキース打線はまさに"史上最攻"とも言える状態だ。この攻撃力が今後も継続していくのか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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