今シーズン終了後にFAになるブラディミール・ゲレーロJr.が現地4月6日、14年5億ドル(730億円)でトロント・ブルージェイズと契約延長に合意したと報じられた。オフの目玉と位置付けられていたスタープレーヤーの去就が決着したことで、獲得を狙っていた各球団は補強戦略の見直しを強いられている。
米メディア『Athlon Sports』は4月7日、ゲレーロJr.の契約延長報道を受け、ニューヨーク・ヤンキースの新戦力候補について言及。ヤンキースがゲレーロJr.獲得に関心を示していたが、「可能性は完全に消えた」とし、今シーズン終了後にポスティングで米球界移籍を狙うヤクルトの村上宗隆の名前を出して、「ヤンキースが注目する新たなスター候補」と伝えた。
同メディアは、「昨オフにヤンキースが1年契約を結んだポール・ゴールドシュミットは、今オフにゲレーロJr.を獲得するまでの"つなぎ"と見られていた。ゴールドシュミットはあくまで短期的な補強で、将来的な一塁手の本命ではなかった」と説明。「ゲレーロJr.を逃したヤンキースは次にどこを目指すのか? それがムネタカ・ムラカミかもしれない。むしろ、最初からヤンキースの本命だった可能性すらある」と見解を示した。
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以前から米メディアは、村上の移籍先の本命にヤンキースを挙げており、同メディアも打撃実績や守備ポジションなどにも触れながら、「若さと実績は申し分ない。アーロン・ジャッジの後を継ぐ打線の"顔"として左の大砲を求めるのであれば、ムラカミは理想的な存在だ」と評した。
加えて、日本人選手のヤンキースへの移籍が11年前の田中将大を最後に途絶えている点にもフォーカス。「ゲレーロJr.が市場から消えたいま、改めて自問するべきなのは、『2014年にマサヒロ・タナカを獲得して以来、なぜ日本人スターをひとりも獲得できないのか?』という点だ」と持論を展開。「ムラカミをどうやってチームに引き込むか。その戦略を練る時間が、これから始まる」と見通した。
構成●THE DIGEST編集部
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