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自己最長5回を投げ切った佐々木朗希、ロバーツ監督が高評価「本当にキレがあった」16失点の大敗も「明るい材料だ」

THE DIGEST編集部

2025.04.13

ロバーツ監督は5回1失点の佐々木を高く評価した。(C)Getty Images

ロバーツ監督は5回1失点の佐々木を高く評価した。(C)Getty Images

 23歳の粘投に指揮官も称賛を惜しまない。

 現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は、本拠地でのシカゴ・カブス戦で今季4度目の先発マウンドに立ち、メジャー最長の5回81球を投げ、4安打1失点、3奪三振、2四球。打線の援護がなく、今季1敗目(0勝)を喫したが、徐々に本来の姿を取り戻しつつある。これで今季成績は、防御率3.29、WHIP1.76だ。

 初回を三者凡退に抑えた日本人ルーキーは、2回に先頭マイケル・ブッシュの先制ソロを被弾。しかしこの回を最少失点で切り抜けると、続く3回は、中堅手アンディ・パヘスのホームランキャッチにも助けられ、2死満塁のピンチを脱出した。その後、4回は三者凡退、5回は連続安打を許しながらもしっかりと無失点に抑えた。

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 試合後、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、佐々木の投球を高く評価。米カリフォルニア州地元放送局『SportsNet LA』が会見映像を公開しており、指揮官は、「前回(現地5日の敵地フィラデルフィア・フィリーズ戦)の勢いが続くのを期待していた。今夜は、彼の投球が明るい材料だ」と話している。

 また、「おそらくこの試合で最も大きいのは、彼が調子を上げ、より長い回を投げ、ストライクを取り、三振を奪い、凡打を誘ったことだ」と分析。「落ち着いたロウキの姿を見られるのは、いいことだ。今夜は、本当にキレがあった」と続け、「これでまた前に進んでいける」と充実感をにじませていた。

 なお、この試合にドジャースは0対16で大敗。ドジャー・スタジアムの完封負けで16失点を喫するのは、球団ワーストだ。

構成●THE DIGEST編集部

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