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プロ野球

プロ野球の「投高打低」を脱却か?和田一浩氏が“魚雷バット”に期待「どんどん使った方が良いと思う」「ヘッドスピードを持っている選手が使うと有利」

THE DIGEST編集部

2025.04.15

昨季まで中日で打撃コーチを務めていた和田一浩氏。写真:滝川敏之

昨季まで中日で打撃コーチを務めていた和田一浩氏。写真:滝川敏之

 昨季まで中日で打撃コーチを務めていた和田一浩氏が4月13日放送のTBSラジオ「GATE7」に出演。米メジャーリーグで話題となり、プロ野球でも解禁となった「トルピード(魚雷)バット」について私見を述べた。
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 和田氏は番組中に魚雷バットについて訊かれると、「このバットを使って打てるんだったらどんどん使ったら良いんじゃないかな」とコメント。プロ野球で近年、課題として挙がっている「投高打低」を引き合いに出し、以下のように話した。

「正直、いまピッチャーの球が速い。バッターがやはり打低と言われているのも、ピッチャーのレベルや能力が凄いどんどん上がっているのが分かるから...こういう道具を使って打てるんであればどんどん使った方が良いと思う」
 
 また同氏はこれまでプロ野球で使われてきたバットについて説明。「昔は重くて細いバットを使ってる時代から、外国人選手とかが来て、どんどん太くなったんですよ。それで『扱いやすいけど飛ばなくなる』ということが起きて、どんどんバットが軽量化されて、いま凄いバットが折れるんですね」と話し、次のように魚雷バットの説明をした。

 「重さと遠心力を使って飛ばす、まさに魚雷バットと言うのはそこの部分で、長い棒を振ると先が遠心力が効く、だからバットが『ぶよーん』と遅れてくる。短い棒を振ったら『しなり』はしないけど、早くバットが到達する。イメージ的にはそういう感じ」

 その上で同氏は「しならないバット、しなりにくいバットで遠くに飛ばそうと思ったらよりスピード(選手の力)がいるんですよ」と語り、魚雷バットが合う選手について「だからこのバランスの(魚雷)バットで遠くに飛ばせる、身体の体力やヘッドスピードを持っている選手が使うと有利」と指摘した。

 いよいよ日本のプロ野球でも「魚雷バット」が解禁され、ホームランの量産などに期待がかかるが、和田氏は最後に「ただ、ホームランが出るかどうかは別の話だと思う」とコメント。果たして、どのような結果となるか、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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