ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトが、2026年3月に開催されるWBCへの出場を直訴した。
現地4月14日、2大会連続でWBCの米国代表を率いるマーク・デローサ監督が、キャプテンにアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)を指名。デローサ監督は前回大会でキャプテンを務めたトラウトに事前連絡しており、その際、「彼(ジャッジ)こそ適任だ」と言われたと明かしている。
大役を任されたジャッジは、「自国を代表して戦う機会を得るのは特別なこと。この機会を心待ちにしていた。チームUSAのキャプテンを務めるのは本当に特別な栄誉だ」と熱く語り、前任者のトラウトに対しては、「チームに残ってほしい。一緒に外野を守りたい」と共闘を呼び掛けた。
翌15日、ジャッジから代表入りを要請されたトラウトがメディアに対応。前回大会のキャプテンは、2大会連続のWBC出場を熱望した。
『MLB.com』によると、トラウトは「もちろん、そうなりたいし、そうなることを期待している。確かにやり残したことがたくさんある」と語って代表入りを直訴。ジャッジのキャプテン就任については、「彼は去年のMVPだ。ジャジー(ジャッジ)のことが大好きだし、デロ(デローザ監督)のことも尊敬している。我々はいい関係を築いているし、コミュニケーションもとっている」と明かした。
【動画】前回大会のWBC決勝、9回に実現した大谷翔平vsトラウトの全球ハイライト!
同メディアは、「前回大会でキャプテンを務めたトラウトは、チームUSAの一員として決勝に進んだが、当時のチームメイトだった大谷翔平に空振り三振を奪われる忘れられない形で敗れた。3度のア・リーグMVP、11回もオールスターに選出されているスラッガーは、まだ、正式な代表メンバーではないが、26年大会でチームの優勝に貢献したいという強い意思を表明した」と伝えた。
トラウトは前回大会について、「雰囲気とファンの熱狂。野球、そしてこの競技そのものの魅力が、多くの人に伝わったと思う。いまでは多くの選手が参加したいと思っているだろう。WBCの経験が野球界にもたらしたものは計り知れない。球界の選手たち、私に連絡をくれた選手たちのチームUSAに対する大きな期待は、信じられないものだった」と振り返った。
前回大会の決勝で、大谷のスイーパーに手を出して空振り三振。その瞬間、米国代表は侍ジャパンに敗れて準優勝となった。「とにかく勝ちたいんだ」。23年の悔しさを、トラウトは忘れてはいない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「トラウトの発言は称賛に値」WBCで侍Jに“リベンジ”「ジャッジは間違いなく雪辱を果たす」米メディアがチームUSAに期待
【記事】ジャッジのWBC米主将就任、事前連絡を受けた前任者トラウトが「He's the one」ドジャースのエースも「Let’s go dawg !」
現地4月14日、2大会連続でWBCの米国代表を率いるマーク・デローサ監督が、キャプテンにアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)を指名。デローサ監督は前回大会でキャプテンを務めたトラウトに事前連絡しており、その際、「彼(ジャッジ)こそ適任だ」と言われたと明かしている。
大役を任されたジャッジは、「自国を代表して戦う機会を得るのは特別なこと。この機会を心待ちにしていた。チームUSAのキャプテンを務めるのは本当に特別な栄誉だ」と熱く語り、前任者のトラウトに対しては、「チームに残ってほしい。一緒に外野を守りたい」と共闘を呼び掛けた。
翌15日、ジャッジから代表入りを要請されたトラウトがメディアに対応。前回大会のキャプテンは、2大会連続のWBC出場を熱望した。
『MLB.com』によると、トラウトは「もちろん、そうなりたいし、そうなることを期待している。確かにやり残したことがたくさんある」と語って代表入りを直訴。ジャッジのキャプテン就任については、「彼は去年のMVPだ。ジャジー(ジャッジ)のことが大好きだし、デロ(デローザ監督)のことも尊敬している。我々はいい関係を築いているし、コミュニケーションもとっている」と明かした。
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同メディアは、「前回大会でキャプテンを務めたトラウトは、チームUSAの一員として決勝に進んだが、当時のチームメイトだった大谷翔平に空振り三振を奪われる忘れられない形で敗れた。3度のア・リーグMVP、11回もオールスターに選出されているスラッガーは、まだ、正式な代表メンバーではないが、26年大会でチームの優勝に貢献したいという強い意思を表明した」と伝えた。
トラウトは前回大会について、「雰囲気とファンの熱狂。野球、そしてこの競技そのものの魅力が、多くの人に伝わったと思う。いまでは多くの選手が参加したいと思っているだろう。WBCの経験が野球界にもたらしたものは計り知れない。球界の選手たち、私に連絡をくれた選手たちのチームUSAに対する大きな期待は、信じられないものだった」と振り返った。
前回大会の決勝で、大谷のスイーパーに手を出して空振り三振。その瞬間、米国代表は侍ジャパンに敗れて準優勝となった。「とにかく勝ちたいんだ」。23年の悔しさを、トラウトは忘れてはいない。
構成●THE DIGEST編集部
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