現地４月15日に行なわれたゲームで、ナ・リーグ西地区に所属するダイヤモンドバックスが、コービン・キャロルのグランドスラムを含む３本塁打10得点でマーリンズに勝利。これでシーズン10勝に到達した。

　まだシーズン序盤とあって、10勝に到達したチームは他の地区ではせいぜい１チームか２チームしかないのだが、ナ・リーグ西地区だけは４チームもいる。この快進撃に驚愕のポストを投稿したのが、『ニューヨーク・ポスト』紙のベテラン記者ジョン・ヘイマンだ。

「ナ・リーグ西地区は、ここ数年で最高の地区かもしれない。これ以上のディビジョンは思い出せない。まさにモンスターだ」
 
　御年64歳のヘイマン記者は、この道40年以上の超ベテラン野球記者。その彼をして「見たことがない」と言わしめるほどの快進撃ぶりだ。

　ファンもこのポストに多くの反応を示している。

「カブスはドジャース、ダイヤモンドバックス、パドレス相手に７勝６敗だぜ！」
「４チームが90勝以上を挙げた2021年のア・リーグ東地区もすごかったよね」
「21年はブルージェイズが91勝してもプレーオフを逃したんだよね」
「ロッキーズもナ・リーグ西地区なんだけどね……（編集部注：３勝14敗と唯一負け越していて、現時点でメジャー最低勝率）」

　大谷翔平が所属するドジャースは現在、首位パドレスに1.5ゲーム差の３位。連覇へ向けて、まずは同地区ライバルとの熾烈な争いを勝ち抜かなくてはならない。

構成●SLUGGER編集部

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