シカゴ・カブスの今永昇太は、現地4月15日に行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に先発登板すると、5回7奪三振の1失点と好投。チームは延長の末に2-1で勝利したが、0-1で降板した今永に勝利はつかなかった。
【動画】今永が2度の味方エラーから痛恨の一発を浴びる... 今季初黒星を喫したテキサス・レンジャーズ戦以来のマウンドに立った今永は、初回にフェルナンド・タティスjr.をショートゴロに打ち取ると、パドレスの上位打線を三者凡退に抑え、2回も二者連続で空振り三振に封じるなど上々の立ち上がりを披露する。
しかし、5回には2死の状況でマニー・マチャドのファウルフライを味方選手が二度にわたって落球。9球目に左中間へソロホームランを打たれて先制を許してしまう。味方のエラーがなければ防げた1点でもあるため、今永の自責点は0となっている。
それでもテンポよく投げ切って試合を作った日本人投手には、シカゴの地元メディア『On Tap Sports Net』が「カブスがサンディエゴで延長戦勝利を収めるうえでの3つの重要なポイント」と題した記事内で「ショウタ・イマナガは依然として素晴らしい」として、パフォーマンスを次のように称えた。
「イマナガはカブス投手陣の紛れもないエースだ。火曜日の試合でも、5回を投げて自責点ゼロ、7奪三振と、その実力を見せつけた。時折不安定な動きを見せ、3度の四球もあって出塁を多く許したが、この日本人左腕はピンチを切り抜けて接戦を制した」
続けて5回の味方のエラーにも「カブスの守備陣の2つの悔しいミスがなければ、今永はあと1イニング投げられたかもしれない」と言及。もう1つのポイントを「5回表の不手際で失敗に終わった」と挙げて、こう綴っている。
「もしどちらかのボールが捕球されていれば、今永は無傷でその回を乗り切り、少なくとも6回表も登板していただろう。パドレスはマチャドのホームラン後に得点できなかったため、カブスは捕球さえできれば延長戦に突入するのを避けられたかもしれない」
そのほかのポイントとしては、10回に勝ち越し弾を放ったニコ・ホーナーを「唯一の勝負どころでのヒットだった」と勝利の立役者として称えつつ「ホーナーの打順を上げることを検討すべきかもしれない」とクレイグ・カウンセル監督へ投げかけている。
カブスは先発左腕のジャスティン・スティールが左肘靭帯の手術のため、今シーズンの欠場が決定。今永への期待はさらに大きくなっているに違いない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷&ベッツのアベック “デコルテポーズ”
【動画】今永が2度の味方エラーから痛恨の一発を浴びる... 今季初黒星を喫したテキサス・レンジャーズ戦以来のマウンドに立った今永は、初回にフェルナンド・タティスjr.をショートゴロに打ち取ると、パドレスの上位打線を三者凡退に抑え、2回も二者連続で空振り三振に封じるなど上々の立ち上がりを披露する。
しかし、5回には2死の状況でマニー・マチャドのファウルフライを味方選手が二度にわたって落球。9球目に左中間へソロホームランを打たれて先制を許してしまう。味方のエラーがなければ防げた1点でもあるため、今永の自責点は0となっている。
それでもテンポよく投げ切って試合を作った日本人投手には、シカゴの地元メディア『On Tap Sports Net』が「カブスがサンディエゴで延長戦勝利を収めるうえでの3つの重要なポイント」と題した記事内で「ショウタ・イマナガは依然として素晴らしい」として、パフォーマンスを次のように称えた。
「イマナガはカブス投手陣の紛れもないエースだ。火曜日の試合でも、5回を投げて自責点ゼロ、7奪三振と、その実力を見せつけた。時折不安定な動きを見せ、3度の四球もあって出塁を多く許したが、この日本人左腕はピンチを切り抜けて接戦を制した」
続けて5回の味方のエラーにも「カブスの守備陣の2つの悔しいミスがなければ、今永はあと1イニング投げられたかもしれない」と言及。もう1つのポイントを「5回表の不手際で失敗に終わった」と挙げて、こう綴っている。
「もしどちらかのボールが捕球されていれば、今永は無傷でその回を乗り切り、少なくとも6回表も登板していただろう。パドレスはマチャドのホームラン後に得点できなかったため、カブスは捕球さえできれば延長戦に突入するのを避けられたかもしれない」
そのほかのポイントとしては、10回に勝ち越し弾を放ったニコ・ホーナーを「唯一の勝負どころでのヒットだった」と勝利の立役者として称えつつ「ホーナーの打順を上げることを検討すべきかもしれない」とクレイグ・カウンセル監督へ投げかけている。
カブスは先発左腕のジャスティン・スティールが左肘靭帯の手術のため、今シーズンの欠場が決定。今永への期待はさらに大きくなっているに違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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