現地4月18日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でテキサス・レンジャーズと対戦し、3対0で勝利した。大谷翔平が産休制度「父親リスト」入りして欠場した一戦で、先発の山本由伸が7回102球、被安打5、10奪三振、四死球0、無失点と圧巻投球を見せて3勝目を挙げた。
大谷に代わって1番に起用されたトミー・エドマンの先頭打者アーチで幕を開けた一戦は、山本とサイ・ヤング賞を2度受賞したジェイコブ・デグロムが、しびれる投手戦を展開。8回までスコアは1対0のまま推移した。
リードしていたドジャースは9回表、レンジャーズの2番手ホビー・ミルナーを攻め立てて、1死一、三塁の好機を作る。この場面で打席に入った4番テオスカー・ヘルナンデスが右前にはじき返して2対0。さらに1死満塁で6番ウィル・スミスが犠飛を放って3対0と最終盤に大きな追加点を挙げた。
9回裏に1死一、二塁と走者を背負ったものの、3番手のタナー・スコットが5番ジョシュ・ヤングを5ー4ー3の併殺に打ち取ってゲームセット。山本、カービー・イェーツとつないだ完封リレーを守護神が完成させた。
ただ、ラストプレーとなったヤングの併殺打が、ちょっとした騒動となった。ヤングが三塁線に放った打球はフェアゾーンを駆けた後、一度ファウルグランドに出た後に、再度フェアゾーンに戻って三塁ベースをギリギリかすめる軌道を描いた。
強烈な打球を三塁手マックス・マンシーが捕球して5ー4ー3の併殺としたが、打者のヤングはファウルをアピールして一塁まで走り切らなかった。レンジャーズのブルース・ボウチー監督も球審と塁審に抗議するものの、判定は覆らずにゲームセットとなった。
【動画】ちょっとした騒動になったドジャース対レンジャーズのラストプレー
レンジャーズの地元紙『Dallas Morning News』は、「攻撃陣がほとんど機能せず、ドジャースに0対3で敗れた試合は、ファウルとなった打球がフェアゾーンに跳ね返ってきて終幕した」と報じた。
「三塁塁審のニック・マーリーは打球を避けようと両手を上げるような仕草で飛び退いたが、マンシーが捕球した後にフェアプレーのジャッジ。打者のヤングは足を止めてファウルだとアピールしたが、結局、併殺打となって試合が終わった。フェアかファウルかの判定はリプレー検証の対象外のため、レンジャーズはビデオチェックを要求できなかった」
試合後、打者のヤングは「ファウルだと思った。何かに当たってバウンドが変わってフェアゾーンに戻ってきたんだと思う。何だったのかは分からないけど、受け入れるしかない」と振り返った。
このプレーについて米ファンは、「ボウチー監督は塁審に怒るのではなく、最後まで走らなかったヤングを怒るべきだ」「実はフェアかファウルではなく、二塁のアウトかセーフを検証するべきだった」「この打球はフェアだったのか?」「明らかなフェア。ヤングは最後まで走り切らなきゃ」「スパイクのくぼみに当たってイレギュラーしたのか?」「最後まで走れ。リトルリーグで最初に教わる」「最後まで走れよ!」「フェア判定」「二塁の判定の方が微妙だった」など、とくにヤングの走塁を非難していた。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷に代わって1番に起用されたトミー・エドマンの先頭打者アーチで幕を開けた一戦は、山本とサイ・ヤング賞を2度受賞したジェイコブ・デグロムが、しびれる投手戦を展開。8回までスコアは1対0のまま推移した。
リードしていたドジャースは9回表、レンジャーズの2番手ホビー・ミルナーを攻め立てて、1死一、三塁の好機を作る。この場面で打席に入った4番テオスカー・ヘルナンデスが右前にはじき返して2対0。さらに1死満塁で6番ウィル・スミスが犠飛を放って3対0と最終盤に大きな追加点を挙げた。
9回裏に1死一、二塁と走者を背負ったものの、3番手のタナー・スコットが5番ジョシュ・ヤングを5ー4ー3の併殺に打ち取ってゲームセット。山本、カービー・イェーツとつないだ完封リレーを守護神が完成させた。
ただ、ラストプレーとなったヤングの併殺打が、ちょっとした騒動となった。ヤングが三塁線に放った打球はフェアゾーンを駆けた後、一度ファウルグランドに出た後に、再度フェアゾーンに戻って三塁ベースをギリギリかすめる軌道を描いた。
強烈な打球を三塁手マックス・マンシーが捕球して5ー4ー3の併殺としたが、打者のヤングはファウルをアピールして一塁まで走り切らなかった。レンジャーズのブルース・ボウチー監督も球審と塁審に抗議するものの、判定は覆らずにゲームセットとなった。
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「三塁塁審のニック・マーリーは打球を避けようと両手を上げるような仕草で飛び退いたが、マンシーが捕球した後にフェアプレーのジャッジ。打者のヤングは足を止めてファウルだとアピールしたが、結局、併殺打となって試合が終わった。フェアかファウルかの判定はリプレー検証の対象外のため、レンジャーズはビデオチェックを要求できなかった」
試合後、打者のヤングは「ファウルだと思った。何かに当たってバウンドが変わってフェアゾーンに戻ってきたんだと思う。何だったのかは分からないけど、受け入れるしかない」と振り返った。
このプレーについて米ファンは、「ボウチー監督は塁審に怒るのではなく、最後まで走らなかったヤングを怒るべきだ」「実はフェアかファウルではなく、二塁のアウトかセーフを検証するべきだった」「この打球はフェアだったのか?」「明らかなフェア。ヤングは最後まで走り切らなきゃ」「スパイクのくぼみに当たってイレギュラーしたのか?」「最後まで走れ。リトルリーグで最初に教わる」「最後まで走れよ!」「フェア判定」「二塁の判定の方が微妙だった」など、とくにヤングの走塁を非難していた。
構成●THE DIGEST編集部
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