ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が現地4月19日、テキサス・レンジャーズ戦で今季5度目の先発登板。6回までを投げ2安打4奪三振2失点で初のQS(クオリティ・スタート)を達成し勝利投手の権利を持って降板したが、チームは9回に悪夢の逆転サヨナラ負け。日本人ルーキーのメジャー初勝利はお預けとなった。
【動画】初勝利ならずも、メジャー初のQS達成した佐々木朗希の好投シーン
衝撃の幕切れだ。ドジャースは佐々木が初回、2回を三者凡退で封じる快調なスタート。3回は先頭のダスティン・ハリスに四球を与えると、8番のカイル・ヒガシオカに先制2ランを許した。だが、その後は粘りの投球でゼロを刻み続け、メジャー移籍後最長となる6イニング目まで力投した。
佐々木は1点リードのまま救援陣にバトンを渡したが、9回のマウンドに上がったカービー・イェーツが先頭のジョシュ・スミスに二塁打を浴びると、続く4番アドリス・ガルシアに2ランを被弾。あまりに手痛い逆転サヨナラ負けで完全な勝ちゲームを落としてしまった。
衝撃的な結末にLAメディアは茫然自失である。ドジャース専門メディア『Dodgerblue』は「ロウキ・ササキはシーズン最高のスタートを切り、キャリア最長の好投を見せたが...」と書き出すも、まさかの大逆転負けに落胆を隠せなかった。
同メディアは「若き右腕は、MLBで自身初の6イニングを投げ切り、成長の兆しを見せ続けた」と言及。初回にあわやホームランという打球を中堅アンディ・パヘスが阻止するスーパープレーに助けられるなど、いくつか危ない場面はあったが尻上がりに調子を上げてきた右腕に好評価を与えた。それだけに最後の最後で白星から見放されてしまった展開に同情を寄せた。
他にも、『MLB.com』のドジャース番記者ソニア・チェン氏は自身のXに「ロウキ・ササキが勝利投手になるはずだったが、カービー・イェーツが高めに投じたボールをアドリス・ガルシアが痛打して、テキサスに勝ちをもたらした」と、力なく詳細を綴った。
日本のプロ野球にも精通している米野球ライターのジェイソン・コスクリー記者も「ロウキ・ササキはMLB1勝目を待たねばならない」とポストするほど、劇的な結末の反響は決して小さくない。
構成●THE DIGEST編集部
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佐々木は1点リードのまま救援陣にバトンを渡したが、9回のマウンドに上がったカービー・イェーツが先頭のジョシュ・スミスに二塁打を浴びると、続く4番アドリス・ガルシアに2ランを被弾。あまりに手痛い逆転サヨナラ負けで完全な勝ちゲームを落としてしまった。
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他にも、『MLB.com』のドジャース番記者ソニア・チェン氏は自身のXに「ロウキ・ササキが勝利投手になるはずだったが、カービー・イェーツが高めに投じたボールをアドリス・ガルシアが痛打して、テキサスに勝ちをもたらした」と、力なく詳細を綴った。
日本のプロ野球にも精通している米野球ライターのジェイソン・コスクリー記者も「ロウキ・ササキはMLB1勝目を待たねばならない」とポストするほど、劇的な結末の反響は決して小さくない。
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