ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は現地４月18日（日本時間19日）、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦で７回を投げ５安打10奪三振、無失点の好投を披露し、３勝目を挙げた。圧巻の内容に試合後にはデーブ・ロバーツ監督から「現時点でナショナル・リーグ最高の投手」との賛辞も飛び出したが、地元記者からも改めてその言葉を裏付けるデータが提示されている。

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　地元ドジャース専門メディア『Doders Nation』のダグ・マッケイン記者は自身のX（旧ツイッター）で「デーブ・ロバーツは山本由伸をナショナル・リーグ最高の投手と呼んだ」と綴り、山本の個人成績上位のスタッツを紹介。防御率はリーグ２位の0.93、K％（奪三振÷対戦打席数）も同２位の35.2％、さらに投手が自分でコントロールできない要因を排除した際の期待防御率「SIERA」では同１位の2.04となっている。

　その他にも、チームの守備力や運に左右されない投手の純粋な能力を数値化した「FIP」は2.02で５位、勝利貢献度を示すfWARは1.0で４位といずれも高い数値を記録している。

　マッケイン記者はこれらの数値から「デーブは嘘をついていない」と断言。データ面からも山本が“ナ・リーグ最高の投手”であることは確かなようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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