専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「放出を後悔しているはずだ」ド軍退団のビューラーが早くも3勝目「ドジャースにとってもどかしい展開」米国内で“世界一球団”を揶揄

THE DIGEST編集部

2025.04.23

レッドソックスに新加入したビューラーが、早くも3勝目を挙げた。(C)Getty Images

レッドソックスに新加入したビューラーが、早くも3勝目を挙げた。(C)Getty Images

 ボストン・レッドソックスの新戦力ウォーカー・ビューラーが好調だ。現地4月21日のシカゴ・ホワイトソックス戦で7回、被安打4、9奪三振、1失点と好投。4対2の勝利に貢献し、3勝目をマークした。

 ビューラーは今季最初の登板となった3月29日のテキサス・レンジャーズ戦で黒星を喫したものの、その後の4試合で3勝。ホワイトソックス戦では今季最長の7回を投げ抜くなど、調子を上げている。

 新加入右腕の好パフォーマンスは現地でも大きく報じられている。米メディア『FanSided』は、「今季最高の内容を披露」「この日のボールはどこが相手でも通用する」などと賛辞を並べ、投球内容とともに昨シーズンまで所属していたロサンゼルス・ドジャースへの皮肉も綴った。

「ビューラーの活躍を見て、ドジャースは放出した決断を少なからず後悔しているはずだ。その事実だけでも、レッドソックスファンにとっては気分のいい話である。ビューラーはかつてのスター投手の姿を取り戻しつつある。レッドソックスにとって朗報であり、ドジャースにとってはもどかしい展開だ」

【動画】次々と三振を奪ったビューラーの好投
 
 オフにブレイク・スネル、佐々木朗希と契約したドジャースは、ビューラーとの契約にこだわらなかった。「とはいえ、現在のドジャース先発ローテーションは混乱状態にある。ケガの連鎖が再びチームを襲っており、タイラー・グラスノーは緊急降板。トニー・ゴンソリン、クレイトン・カーショウ、ブレイク・スネル、ギャビン・ストーンらと同じく負傷者リスト入りする可能性がある」と、アクシデント続きのドジャース投手陣を揶揄した。

 さらに同メディアは、2020年にムーキー・ベッツがレッドソックスからドジャースにトレードで移った移籍を「傷」と称しながらも、「レッドソックスはビューラーの成功を楽しめるだけでなく、ドジャースがミスを犯したかもしれない“勝利感”も味わうことができる」と追い打ちをかけた。

 昨シーズンのワールドシリーズで胴上げ投手を務め、レッドソックスでも頼もしい存在となっているビューラーは、どこまで白星を重ねるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「驚きのブレイク」ドジャースの中継ぎルーキーが衝撃の“0.66”!「うれしいサプライズ」地元メディアは拍手喝采

【記事】ドジャース投手陣にまた負傷離脱者「怪我の状況は依然として不透明」ド軍メディア悲痛「チームは復帰時期の明確なスケジュールを公表していない」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号